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【KNOCK OUT】鈴木千裕が秒殺KOで初王座を戴冠、ぱんちゃんが難敵sasoriに僅差で勝利、松倉信太郎が4度ダウン奪い75kg王者に=試合結果

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2021/07/18(日)UP

ぱんちゃんがsasoriを僅差判定で撃破

▼第4試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子-48.4kg契約 3分3R・延長1R
○ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
判定2-0 ※29-29、29-28×2
●sasori(テツジム/PRIMA GOLD)

ぱんちゃんは右ミドルから右ストレートのコンビネーションを次々ヒットさせる

 ぱんちゃんはデビュー以来、10戦10勝(2KO)と無敗記録を持つ注目ファイター。前戦では再戦のWMC日本王者・MIREYに豪快な1RKO勝利し話題を呼び、試合後は階級上の王者とも戦いたいと話していた。

 そこでぱんちゃんの対戦相手として白羽の矢が立ったのがsasori。どんな相手にも笑顔で突進しパンチを振るうファイトスタイルは女子キック選手の中でも異彩を放つ。昨年7月にはRISE QUEENライトフライ級王者・寺山日葵と対戦。延長判定で敗れるも、強打で何度も寺山のアゴを跳ね上げた。同年10月の『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』の-47.6kgトーナメント決勝では再戦となった寺山に2−1の判定で惜敗したが、初戦以上に寺山を苦しめたファイトでさらに評価を上げている。

2Rにsasoriが放った左ストレート、この一撃で潮目が変わる

 1R、ぱんちゃんが右ミドルから右ストレートをヒット。サウスポーのsasoriの入り際に合わせ右ストレートを次々に当てる。sasoriは左フック、左ボディで飛び込むも、ぱんちゃんは組んでヒザを突き上げる。sasoriはジリジリと距離を詰めるが、ぱんちゃんが回転のいい左右パンチの連打でsasoriの侵入を阻む。

 2R、ぱんちゃんが右ミドル連打から右フック、右ストレートの連打と、右のコンビネーションを回転よくヒットさせる。ここで笑顔を見せ始めたsasoriは前進する速度を上げると、飛び込みながら放った左ストレートがぱんちゃんの顔面を捉え、大きくのけぞらせる。さらにsasoriは距離を詰めフックを振るうが、ぱんちゃんは前蹴りの連打でこのラウンドをしのぎきる。

過去最強の難敵を下したぱんちゃんは試合後のマイクで「怖かった!」と本音で絶叫

 3R、さらに圧力をかけるsasoriは笑顔のまま左右フック連打。ぱんちゃんのハイキックを浴びるもカモンジェスチャーで余裕を見せ、さらに強打を振るう。ぱんちゃんは前蹴りで突き放し、左右ストレート連打から右ミドル。距離が詰まれば組んでヒザを突き上げる。sasoriは全く圧力を弱めずに距離を詰め、左ローから左右フックを強振。ぱんちゃんが前蹴りで突き放し左右ストレート連打を見舞うまま試合終了のゴングを迎えた。

 判定は1者がドローをつけたものの、2者がぱんちゃんの勝利を支持。ぱんちゃんが過去最強の難敵・sasoriを僅差判定で下した。

 ぱんちゃんは試合後のマイクの第一声で「怖かった!」と迫るsasoriの恐怖から思わず絶叫。並々ならぬ激戦であったことを伺わせた。

▶︎次ページは、小笠原瑛作vs.横野洋

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