【UFC】“美しき絶対女王”シェフチェンコがV7達成!サントスの寝技に苦戦も
WME-IMG
『UFC 275』
2022年6月12日(日・日本時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼女子フライ級タイトルマッチ
〇ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(キルギス)
判定2-1
●タイラ・サントス(ブラジル)
※シェフチェンコが7度目の防衛に成功。
シェフチェンコはUFC女子部門でPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキング1位の“美しき絶対女王”。ムエタイとキックをベースにするストライカーで、18年12月にUFCフライ級王者に。これまで6度の防衛に成功している。
対するサントスは、ムエタイのバックボーンも持ち、ブラジリアン柔術青帯。これまで『ASPERA FC』のタイトルを獲得したことがある。19勝のうち10度のKO勝利と打撃での高い決定力を誇る。現在は4連勝中。
1Rからシェフチェンコが、左ストレート、右のバックスピンキックなど得意の打撃で攻勢。しかし、テイクダウンを仕掛けたシェフチェンコのバックをサントスが取り、続けてチョークを仕掛けるなど会場を沸かせる。
2R、サントスが外掛けからテイクダウンに成功。トップキープのサントスだが、攻撃が少なく膠着状態。ブレイクからのスタンドの展開では、シェフチェンコが左ストレートを見舞うなど攻勢。
3R、ここでもサントスがシェフチェンコの背後を奪いチョークを仕掛けるなど、サントスが優勢の流れ。苦戦するシェフチェンコ。
4R、シェフチェンコが左ストレート、左右のフック、ミドルと手数を増やし反撃。しかし、残り20秒でサントスがタックルからテイクダウンを奪う。
一進一退の攻防で迎えた最終5R、右フックをヒットさせたシェフチェンコが、両足タックルでテイクダウンに成功。数発パウンドを放ったところでゴング。優勢の印象を残した。
ジャッジは割れたが、終盤のパフォーマンスが功を奏したか、シェフチェンコを2者が支持。シェフチェンコが苦しみながらも、7度目の防衛に成功した。
シェフチェンコは「これまでこんなにハードな試合はなかった。毎回自分の自信に繋がります。次の相手は誰でも構いません、バンタム級、フライ級でも誰でもかかってこい」とアピール。敗れたものの大健闘したサントスは「あなたは素晴らしい試合の相手です」と、女王を称えた。
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