【UFC】2連勝の川尻達也「タイトル狙っている」
12月11日(金・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催された『THE ULTIMATE FIGHTER FINALE-TEAM MCGREGOR VS TEAM FABER-』にて、ジェイソン・ナイト(アメリカ)を判定で破り6月大会に続く2連勝を飾った川尻達也(T-BLOOD)。
当初、川尻はUFCデビュー以来3連勝を飾っているミアサド・ベクティック(ボスニア)との対戦が決まっていたが、負傷欠場によりジェイソン・ナイト(アメリカ)に対戦相手が変更。ナイトは16勝1敗の戦績を持ち、これがUFCデビュー戦だった。
川尻は試合後のインタビューで「対戦相手のタイプは真逆に変わったので、対策というよりは自分のやるべきことをやって、2週間仕上げてきました。1、2Rで消耗させて、3R目でフィニッシュしようと考えていましたが、思ったより寝技が強かったので、全然思ったようには戦えなかったですね」と試合を振り返った。
「しっかりとした勝ち方をしていたら、今日のメインカードの勝者(フランキー・エドガー)とは言わないけれど、負けた方(チャド・メンデス)にチャレンジしたかった」と、トップランカーとの対決を実現したかったという川尻。「でも、UFCと契約して4試合目にして、やっと昨日デイナ・ホワイト会長と会えたので、もっと親交を深めたいと思います」とUFC最高権力者とコンタクト出来たことを喜ぶ。
試合翌日の12日(土・現地時間)には同じラスベガスでUFCフェザー級正規王者ジョゼ・アルド(ブラジル)vs暫定王者コナー・マクレガー(アイルランド)による王座統一戦が行われる。同じフェザー級として川尻は、「世界の度肝を抜くような試合を見せて、フェザー級をもっと盛り上げてくれればと思います」とエールを送り、「2選手とも自分のことなどは見てもいないと思うけれども、自分は虎視眈々と(タイトルを)狙っているし、諦めない気持ちでいます」と、目標はあくまでもUFCのタイトルだと語った。37歳の挑戦はまだまだ続く。
PHOTO=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
※試合レポートはこちら「川尻がUFCで初の2連勝、3勝目を飾る」
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