【シュートボクシング】RENAの妹分MIO、ムエタイ香港王者を圧倒予告「ここで立ち止まってはいられない」
2月11日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシュートボクシング(以下SB)の2017年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2017 act.1』の前日計量&記者会見が、10日(金)17:00より都内で行われた。
第6試合(49.0kg契約)に出場するSB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)はリミット0.55kgアンダーの48.45kg、対戦相手のIPPC 51kg 2015王者クォク・ホイ・リン(香港/Ray’s MuayThai Gym)はリミット0.15kgアンダーの48.85kgで計量クリアー。あとは明日の試合開始のゴングを待つのみとなった。
昨年11月にUnion朱里との4度目の対決を制し、念願のSB日本女子ミニマム級王座を獲得したMIO。今回女王としての初戦を迎える。対するリンは、2013、15、16年と長きに渡り、香港のムエタイ51kg級戦線で王者に輝いている21歳。昨年9月に中国のビッグマッチで朱里と対戦して敗れはしたが、追い込む場面も見せていた。
計量後に行われた会見の冒頭、SB協会のシーザー武志会長はMIOに関して、「日本中を探しましたが、MIOと戦える選手はいませんでした。そこで今回、海外の選手と試合を組むことになりました」と、もはや48kgの階級で国内敵無し状態であると説明。我こそはという日本のファイターたちも、MIOの挑戦者に名乗りを上げて欲しいと呼び掛けた。
これを受けて、MIOは「ミニマム級のベルトを獲って第1戦目。口だけではなく、しっかり倒すということを課題にしています。これからどんどん海外の選手と戦うことも多くなると思うので、ここで立ち止まってはいられないという気持ちです」と、世界の強豪たちとの試合も見据えた決意表明を述べた。
対戦相手であるリンの印象については、「映像を見て長身と思っていましたが、実際に見るとそうでもない」と話し、「Union(朱里)選手と接戦であったということで、圧倒的に勝ちたいなと思います」と圧勝を予告した。
一方、MIOについて「ビデオ映像を見て、とても素晴らしいファイターだと思いました。プレッシャーがすごく強い」と高く評価するリン。自らが判定で敗れた朱里をMIOは4度も破っているだけに、やはり強敵と見ているようだ。それでも、最後は「負けません」と女王超えに向けて闘志を燃やした。
SB女王としての初陣に臨むMIO。香港の若き実力者を予告通り“圧倒”し、さらなる世界の強豪たちとの試合につなげることができるか。
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