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【Krush】郷州、無敗王者・安保に挑戦「耳が聞こえなくてもベルト獲れると証明する」

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2017/08/09(水)UP

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スピード&テクニックの安保(左)vs打ち合い上等・郷州(右)

 10月1日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.81』の追加対戦カード発表記者会見が、9日(水)都内にて行われた。
 
 ダブルメインイベントの一つとして、Krush-60kg王者・安保璃紅(TRY HARD GYM)vs挑戦者・郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)のタイトルマッチが決定。
 
 安保は現在8戦8勝(5KO)と無敗記録を更新中の19歳。昨年12月から開幕した「第5代-60kg王座決定トーナメント」で稲石竜弥、山本真弘、郷州征宜に勝利し、5月の決勝戦ではレオナ・ペタスを判定で下して王座戴冠。今回が初防衛戦になるのと同時に、郷州とは4月のトーナメント準決勝以来6ヶ月という短いスパンでの再戦となる。
 
 6ヶ月で2度戦うという状況に、安保は「最初、10月にまた戦うと聞いた時に『ん?』と思ったんですけど、挑戦者決定トーナメントを観て郷州選手の熱い気持ちが俺にも伝わりました。その熱い気持ちを俺にぶつけて来てくれれば、それに応えるだけです」と話し、郷州の熱い気持ちに心が動かされたようだ。

4月、タフな郷州(左)をかわして自分の打撃を入れた安保(右)

 安保は郷州について「みんなわかっている通り、フィジカルが強くてタフな選手。攻撃の一発一発が重い」と評し、警戒する。
 
 初防衛戦にプレッシャーはあるか、と聞かれ「プレッシャーは全然無いですが、自分は平成9年9月9日生まれでラッキーナンバーが9なんです。それで、今回勝つと9戦9勝になるので絶対に負けられないです」と答えた安保。普段からゲンを担いでいるとの事。

持ち前の打ち合うスタイルで大沢(左)を下した郷州(右)

 一方、郷州は安保に敗れた後すぐに、同王座挑戦権を懸けたトーナメントに参加。そのトーナメントで闘士、大沢文也を下して安保への挑戦権を獲得した。
 
 安保について「スピードがあって、そのスピードで前回は翻弄されてしまった。今回はスピード対策でテクニックの練習をします。逆にテクニックで安保選手を翻弄してやろうかなと思います。ついに僕のテクニックを見せる時が来たのかな(笑)」と話し、笑いを誘う。
 
 郷州は試合に向けて「今回、他団体も入れたら3度目のタイトルマッチになります。今まではベルトを獲れませんでしたが、今回のために獲れなかったんだと思えるような試合を見せます」と意気込む。
 
 そして「私は耳が聞こえません(生まれつきの難聴)。しかし、耳が聞こえなくてもベルトが獲れるという事を証明します。おこがましいですが、同じ境遇の子供達に夢や希望を与えます。そして、自分の夢を叶えたい。そのためには絶対負ける訳にはいきません。絶対に勝ちます。安保選手、よろしくお願いします」と魂のコメントを残した。

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<決定対戦カード>
▼Krush -60kgタイトルマッチ 3分3R延長1R
安保璃紅(TRY HARD GYM/Krush -60kg王者)
vs
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者)

 

 

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