【巌流島】セレブご用達の現役ボディガード・冨岡雅人が電撃参戦
異種格闘技戦イベント『巌流島』が、2018年9月大会以来約8カ月ぶりに、5月11日(土)千葉・舞浜アンフィシアターで開催されることが決定した。
今大会は「世界武術王決定戦」と銘打たれた。2020年の東京オリンピックイヤーを見据え、世界中の道の格闘技・武術を集めて武術・武道のオリンピックを目指すというコンセプトの下、新しい形の武術世界王者を決めていくという。今大会は7試合前後の試合を予定しており、現時点で3試合のカードが発表されている。
最大の目玉は、70kg級として決定した冨岡雅人(46=ボディガード)vs小龍DATE(18=インド王族武術)の一戦。
巌流島初出場となる冨岡は現役のボディガード。マドンナやブラッド・ピットなど、海外セレブが来日の際のご用達ボディーガードとされ、たびたびテレビにも出演している。2012年にはアラフォー男性が肉体美を競う『腹筋ING(ふっきんぐ)選手権』で優勝。格闘技はテコンドー、ブラジリアン柔術をバックボーンとしている。
対する小龍DATEは謎の格闘技集団「Team DATE」の一員。真王DATE、魔破DATE、聡-S DATEに続く第四の刺客として巌流島に初参戦となる。DEEP、REBELS、MuayThaiOpenへの参戦経験がある一方、数々のテレビ出演もこなすなどマルチな才能を発揮している。
無差別級で対戦が決定したのは、シビサイ頌真(28=倉本流武術)vs鈴川真一(36=大相撲)。公開ウェイトがシビサイ108kg、鈴川110kgと、両者100kg超えの超重量級の一戦となる。
シビサイ頌真は巌流島がヘビー級の新星として期待をかけている選手。柔術、MMA(総合格闘技)の選手だが、現在は“全身凶器”として知られる伝説の武道家・倉本成春師範から武術を学んでいるという。2018年9月の前回大会では星風(モンゴル/大相撲)にヒザ蹴りで1RKO勝ちを収めている。
対する鈴川真一は若麒麟のしこ名で大相撲の土俵に上がったこともある元力士。2012年大みそかの『INOKI BOM-BA-YE2012』に出場し、ミルコ・クロコップと対戦した経験もある。2018年9月の前回大会では関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)に判定3-0で勝利した。
もう一つの無差別級の対戦は、西浦ウィッキー聡生(あきよ/35=修斗)vs原翔太(28=実践空手)が決定している。
西浦ウィッキー聡生は2005年に修斗でプロデビュー。2009年から参戦したDREAMでは所英男を1RTKOで破るなどの活躍を見せた。スタンドの時の構えが猿に似ていたということから、DREAMでは「格闘猿」の異名を持ち、巌流島では2018年9月の「全日本武術選手権大会トーナメント」において、準優勝の実績を誇っている。
原翔太は極真空手出身。自らを「本当は引きこもっていたいくらいの陰キャラ」と語るが、DEEP参戦経験もあるマルチファイター。2017年5月には北井智之、同年9月には般若HASHIMOTOとキックボクサーを立て続けに撃破した経験もある。
無差別級ながら、西浦が65kg、原が63kgと両者中量級。スピーディな攻防が期待される一戦となるだろう。
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