【Krush】KANA、王座返上しK-1へ「女子の階級全てを背負う」後輩の菅原美優にエール
6月17日(水)K-1公式YouTubeチャンネルで行われた会見で、初代K-1 WORLD GP女子フライ級王者・KANA(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が保持する、Krush女子フライ級王座の返上が発表された。
KANAは、2015年にデビューすると、女子選手離れした攻撃力で第2代・第4代Krush女子フライ級王座に輝くなど、Krush女子ファイターを牽引するまでに成長。2018年3月K-1デビュー戦を果たした。
2019年の年末には念願のK-1女子フライ級世界トーナメントが開催され、世界の強豪選手を相手に1日2試合を勝ち抜いて、見事初代王者に輝いた。前戦となった、今年3月の『K’FESTA.3』ではイタリアの強豪・グロリア・ペリトーレをパンチで失神KOして、王者としての戦いをファンに見せつけた。
王座返上が決まり「自分はK-1アマチュアから出させてもらって、Krushでデビューしました。Krushで、1回メロニー選手に負けてしまった(2017年にメロニー・ヘウヘスとのタイトルマッチで敗戦し、一度は王座から陥落した)んですけど、もう一回ベルトに挑戦してこのベルトを巻くことができました。今K-1に出れているのもKrushで戦えたおかげで、自分にとってはKrushがスタートの原点です」と破壊のリングに対する思いを語る。
「自分にとっては、Krushのステージは終わりかなと思いました。次、K-1の舞台をさらに大きくして行くために、K-1の舞台でしっかり次に繋げていくために、このベルトを返上することを決めました」とK-1での戦いに専念していくことを決めたという。
自身が離れた後のKrushに関して、KANAは「自分がデビューした時よりも、女子の階級が増えて45、48、52kgという3階級女子の階級があり、どんどん盛り上がって来ています。自分がベルトを返上した次は、シルバーウルフの後輩である、菅原美優選手にアトム級のベルトを取って欲しいという願いがありますね」と後輩にタイトルを獲得してほしいという思いを話した。
さらに「自分がK-1の舞台で、自分の次に繋がる試合もしていくし、下から上がってくる女子の選手のための舞台も自分がどんどん作り上げて行きたいと思う。女子の階級全てを背負ってK-1の舞台でこれからも活躍していきたいと思ってます」と女子のK-1の未来を切り開いていくと力強くコメントした。今後のKANAのK-1での戦いに期待したい。
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