2025/02/27（木）UP
（最終更新：2025/04/05 23:57）

リュウ・ツァーが会見でコメント

　5月31日（土）横浜BUNTAIにて開催される『K-1 BEYOND』の記者会見が、27日（木）都内にて行われた。会見冒頭、K-1宮田充プロデューサーは、今大会名が“超えていく”ことを意味する、『K-1 BEYOND』になったことを発表。出場選手としては、第4代K-1 WORLD GPクルーザー級王者リュウ・ツァー（中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP）が決定した。自身の持つ王座の初防衛戦に挑むが、対戦相手は別途発表される。

【動画】リュウ、衝撃KO勝ちで王者に！圧巻の右にカリミアンがバッタリ

　リュウは、昨日26日に開催された『K-1 AWARDS 2024』で年間MVPに輝いたファイター。戦績は13戦 12勝(9KO) 1敗で、K-1では6戦無敗の戦績を誇る。昨年開催された、K-1無差別級トーナメントは怪我で欠場したが、今回は久しぶりにK-1に帰ってくる。

　会見に参加したリュウは、「昨日の『K-1 AWARDS』で外国人で初めて、最優秀選手賞を受賞することが出来ました。リングを遠ざかって半年ですが、ファンの皆さんはK-1出場を心待ちにしてくれていたんじゃないかなと思います。怪我は完治しました。次の試合に向けて、パフォーマンスを上げていきたいです。これから帰国して更にレベルアップして、激しいトレーニングに励みます」と意気込んだ。

　対戦相手の希望を問われれば、昨年自身が欠場した無差別級トーナメント優勝者のアリエル・マチャドの名前を挙げた。28戦 28勝(26KO) のティアン・ターザンが対戦アピールしていることを聞くと、「試合を見たことがあるし、非常に強い。誰であろうと構いません。無差別でも、90kgでも誰が相手でも試合をします」と臨むところだとした。
　また、リュウと同じく中国出身で、第5代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者オウヤン・フェン（中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP）の参戦も併せて決定した。

　会見には、中国のキックボクシングイベント、武林風プロデューサーのシー・チン氏も出席し、今後もK-1との協力関係を継続させていくことを表明。同大会で行われる、レオナ・ペタスが返上した王座を争うK-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントにも、中国のファイターが参戦予定だとしている。

　中国人K-1世界王者が参戦する今大会、果たして挑戦者は誰に決定するのか。

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