デービス”疑惑のダウン”は「整髪料のせい」発言も、美容師「そんなもの使ってない」ネットで大騒ぎ
3月2日(日本時間)米国で行われた[WBA世界ライト級タイトルマッチ]では、王者ジャーボンテイ・デービス(米=30)が薄氷のドロー防衛も、9Rにヒザをつけた”疑惑のダウン”で大炎上。
デービス本人は「髪を編んだ整髪料のグリースが目に入った」と、拭き取ってもらうための行動だと語ったが、デービスの髪をセットした美容師は「ワックスもグリースも使ってない」とSNSで主張している。
【フォト・動画】デービス、疑惑のダウン!?目をこするシーンも
今回デービスの挑戦者は、少年期に共に練習し、アマ時代にも2度戦った(2度ともデービスが勝利)WBA世界スーパーフェザー級王者ラモント・ローチ(29=米)。
試合は、ローチは馴染みのデービスの強打に臆せず、卓越したテクニックで互角に渡り合う展開となった。
そして9R、ローチのジャブの直後、少しの時間差を置いてデービスが横を向いてヒザをつくような動き。レフェリーはダウンカウント開始の素振りを見せていたが、デービスは何かを叫ぶとコーナーへ行き、なんとタオルで顔をぬぐってもらい帰ってきた。
これがダウン扱いにも、セコンドが選手に触れる反則扱いにもならず、試合が続行された。
結果、判定に持ち込まれ、デービス1-0(115-113、114-114×2)の薄氷ドロー防衛となった。9Rのヒザつきがダウン扱い、またはセコンドの顔拭きが減点処分になれば、ローチの勝利となっていたかもしれない。
この”疑惑のダウン”には視聴者たちから「これがダウンにならないなんて見たことがない」「今日からボクシングはヒザをついて休めるようになったんだ」と非難ごうごう。
デービスは試合後「編んだ髪から流れ出たグリースが目に入り、焼けるように痛んだ」「2日前に髪をセットしたんだが、(美容師の)彼女が髪にグリースを塗り込んだんだ」と髪から流れ出たグリースを拭き取ってもらうため行った行動だと語っている。
しかし、直後にデービスの髪をセットした、ニューヨークでヘアスタイリストを営む「Leebthebrand」さんはインスタストーリーズに、セット直後の映像をアップし「これがグリースだらけに見える?しっかり仕上げたけど、引き分けの理由にしないで」と反論。
更に使用した整髪料の画像をアップし、それには「ワックス不使用、グリース不使用、アルコール不使用」のプロ用コンディショナーだと書かれている。
そして「彼の髪をセットしたのは水曜日で、今日は土曜日!その間にインタビューを受けて、ジムに行って、計量もしたんだよ。それなのに崩れたのをグリースのせいにするのはおかしいでしょ。一体どれだけ使ったっていうの?」とあくまで自身のセットのせいではないとしている。
”疑惑ダウン”問題は大きな波紋を広げ、PFPボクサー、テレンス・クロフォードも「ジャッジは今夜、ルールを忘れたんだろうな」「かつてメイウェザーだって、パンチのダメージでなく、手の負傷でヒザをついたがダウン裁定された」と裁定に異論を呈している。
WBA会長も「再戦の用意がある」とコメント。またデービス自身も、年内の引退を宣言していたが、予定を変更しローチとの再戦を来年行う旨の発言をしている。
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