【極真会館】残り1秒で技あり、高橋佑汰が涙の初優勝
▼男子準々決勝第1試合
〇高橋佑汰(24=東京城北支部)
判定5-0
●南原健太(19=東京城北支部)
城北支部の同門対決となった準々決勝。高橋は軽快なステップを踏み、左の強い突きを入れていく。南原はヒザ蹴りで対抗。南原が突きを連打して前へ出ようとすると、高橋が胴まわし回転蹴り。あわや技ありかという場面だった。
終盤になると両者突きの打ち合いとなるが、ここで高橋が強力な突きの連打で前へ出て左下突きで技ありを奪う。苦手とされてきた接近戦でも強さを発揮した高橋が判定5-0で先輩の意地を見せつけた。
▼男子準々決勝第2試合
〇荒田昇殻(30=千葉県中央支部)
判定4-0
●オレクサンダー・イエロメンコ(29=ロシア)
イエロメンコはフットワークを使って距離を取りつつ、ストレートの突きとヒザ蹴りで前に出る荒田を迎え撃つ。時折、広げた手を前に出して顔面をけん制するイエロメンコ。
突きと下段回し蹴りのオーソドックスな打ち合いが繰り広げられる中、荒田が怒涛の突きラッシュ。イエロメンコは両手で押して荒田を突き離そうとするが、攻めた荒田の勝利となった。
▼男子準々決勝第4試合
〇鎌田翔平(30=東京城西支部)
判定5-0
●アショット・ザリヤン(23=ロシア)
鎌田は両手や片手で押して距離を作ると、下段回し蹴りやヒザ蹴りなどの蹴りへつなぐ。離れると中段回し蹴り。これを繰り返してザリヤンに何もさせず、下に蹴りを集めてからの左内回し蹴りを顔面にヒットさせて技ありを奪う。
続けて鎌田はヒザ蹴りから再び内回しを決めるが、これは惜しくも技ありにならず。しかし、押して蹴るを繰り返してザリヤンを一方的に破った。
●編集部オススメ
・2018年から新ルール導入。顔面寸止め有効の五輪空手対応ルールと現行ルールの2本立てに
・昨年の全日本大会:11年ぶり日本人同士の決勝を鎌田が上段回し蹴りで制して初優勝
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