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【DEEP】神龍誠、藤田大和にニンジャチョークで一本勝ち!王座統一しUFC参戦アピール

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2022/05/08(日)UP

DEEPフライ級最強を証明した統一王者・神龍

DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 107 IMPACT』 
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合)DEEPフライ級 王座統一戦 5分3R
〇神龍誠(神龍ワールドジム/王者)
一本 3R53秒 ※ニンジャチョーク
●藤田大和(リバーサルジム新宿 Me,We /暫定王者)

鋭い蹴りを放つ藤田

 神龍はレスリングをバックボーンに持ち、15歳でプロデビュー。2019年にDEEP史上最年少の18歳で暫定王者決定戦を制し王者となる。その後、第4代DEEPフライ級王者・和田竜光の王座返上により、第5代王者に昇格した。
 20年8月の『RIZIN.23』では第3代ZST王者・伊藤盛一郎からチョークスリーパーで一本勝ち。その後、神龍は地元・宮城でジムをオープンする準備のため試合から離れ、昨年10月に元修斗王者・福田龍彌と対戦。1年2ヵ月ぶりの実戦で判定勝利をあげた。

腕十字を仕掛ける神龍

 藤田はボクシングでアマチュア5冠を達成しMMAに転向。プロデビュー戦となった17年のRIZINで那須川天心と対戦し判定負け(MMAルール)、同年キックルールで再び那須川と対戦しKO負けを喫したが、その後はDEEPでキャリアを積んできた。
 昨年2月には渋谷カズキをTKOで破りフライ級暫定王座を獲得、続く6月大会では山本聖悟をTKO。前戦の9月大会では元アウトサイダー王者・伊藤裕樹に判定勝利し、初防衛に成功した。現在6連勝と絶好調だ。

神龍のアームロック

  レスリングでは神龍、打撃では藤田の強みが活きる展開が予想される。フライ級最強は果たしてどちらか。

 1R、神龍がサウスポーでサイドキック、藤田は右ローを蹴る。藤田が右フックを振ると、神龍は左の前蹴り。ボディストレートから左フックを返す藤田。神龍が両足タックルを仕掛けると、藤田が金網を背にして立とうとする。
 空間を作ってサッカーボールキックを放つ神龍。藤田のハイキックの蹴り足を抱えた神龍が、三角絞めを仕掛ける。腕を抜く藤田に対して、神龍がサッカーボールキックからパウンドを放ったところでゴング。

飛びヒザ蹴りをヒットさせる神龍

 2R、藤田が右ミドルで先制すると、神龍は左ロー。右ハイキックをヒットさせる大和の蹴り足を掴んで、神龍がテイクダウンに成功。藤田は下からヒジ打ち、ギロチンを狙う。ハーフガードから神龍はパウンドをコツコツ見舞う。神龍はアームロック、抜いた藤田は立ち上がり左フックをクリーンヒット!
 パンチを被弾した神龍だが、タックルを仕掛けて対処。これを逃れた藤田に、今度は神龍がサッカーボールキック。神龍がバックに付くが、藤田が正対して、金網に神龍を押し付ける。入れ替えた神龍は、藤田の足を踏みつける。スタンドに戻り、神龍が左ミドルを放ち、ゴング。

ニンジャチョークでタップを奪った瞬間

 3R、藤田が左ジャブで牽制すると、神龍が左ハイ。首相撲から左ヒザ蹴りを顔面をヒット。効いた様子の藤田に、組んでのヒザ蹴りを神龍が連打。そのままの流れで神龍が、ニンジャチョーク。一旦は耐えた藤田だが、神龍が角度を変えて極め切ると、藤田がタップ。神龍が王座統一を成し遂げた。

 勝利した神龍は「藤田選手、結構強くて苦しい時間もあったけど、フィニッシュできて本当に良かったです。次は世界で戦いたい、UFCオファーお待ちしています。押忍。ありがとうございました」と、UFC参戦への興味をアピールした。

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