空手雑誌の福昌堂が倒産、バックナンバーの取扱いは今後検討
『月刊 空手道』などの武道・格闘技雑誌・書籍を発行していた(株)福昌堂は、1月20日に東京地裁より破産開始決定を受けた。
負債は福昌堂が債権者32名に対して約9000万円、関連の(株)福昌堂印刷は債権者9名に対して約7000万円で、2社の合計は約1億6000万円。
福昌堂は1976年6月に設立され、翌1977年に空手専門誌の『空手道』を創刊、1985年に格闘技専門誌の『月刊フルコンタクトKARATE』を創刊した。
1982年には季刊誌として中国武術専門誌の『武術(うーしゅう)』も創刊。武道・格闘技関連の書籍もヒットを重ねた。
1996年4月期には売上高約5億5000万円をあげていたが、インターネットの普及などで販売部数が落ち込み、『武術』は2004年冬号で休刊。
2015年6月には『空手道』と『フルコンタクトKARATE』を統合した『月刊 空手道&フルコンタクト』を発行するなどの工夫をしていたが起死回生とはならなかった。
しかし、バックナンバーに関しての問い合わせもあり、破産管財人の梅木佳則弁護士(安西法律事務所)によれば、今後「バックナンバーについての取り扱いはどのような形になるか分からないが検討する」としている。
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