【空手】空手家2000人が沖縄最大の大通りを埋め尽くす。空手の日
2020年東京オリンピック追加種目候補として注目を集めている空手。その発祥の地である沖縄で、世代を超えた2000人の空手家が世界中から集まり、沖縄最大の大通りである国際通りを埋め尽くした。
1936年10月25日「空手」の名称統一が「空手大家座談会」にて確認されたことを記念し、2005年に沖縄県議会で10月25日を「空手の日」として制定。それ以降、様々なイベントが企画されてきたが、国際通りを埋め尽くすこの大演武会は昨年に続き2回目の開催。
第一部では国際通り中央に位置するてんぶす那覇前広場にて、各団体から選ばれた16人が演武。広場に入りきれない程集まった観客を前に、それぞれの流派を代表する型を演武し自流の個性を表現した。
特に身体の部位を極限まで鍛え上げる上地流の新城清秀範士9段による、手の指先を固めた貫手による3cmの板を2枚重ねて割る試技に、観客からは大きな驚きの歓声が上がった。
続く第二部は2000人の合同大演武からスタート。沖縄のメインストリートである国際通りの中心部600m程に2000人が集まり、号令に合わせて基本的な型である「普及型1」を演武した。地平線の先まで同時に演武される型は圧巻の一言。まさに沖縄ならではのシーンとなった。
その後、各団体に分かれてさらに日頃の鍛錬を披露。2020年東京オリンピックで金メダル候補と言われている、男子個人形世界王者の喜友名諒選手も一道場生として参加し「空手の発祥地である沖縄で開催されるこの素晴らしいイベントを通して、オリンピックや空手のユネスコ無形文化遺産への登録を目指し、空手をますます盛り上げていきたい」と語った。
写真・文 N.matsushita
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