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【シュートボクシング】13戦無敗18歳の二冠王・安本晴翔が初参戦「必ず倒す」

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2019/01/17(木)UP

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王者になった植山(左)がキックボクシング界のスーパーホープ安本(右)を迎え撃つ

 2月11日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング(以下SB)の2019年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2019 act.1』の追加対戦カードが発表された。

 意外なカードが実現した。SB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(22=龍生塾ファントム道場)がINNOVATIONスーパーバンタム級王者・安本晴翔(18=橋本道場)と対戦する。

強打を爆発させる植山

 植山は軽量級離れした強打を誇り、11連勝を記録したこともある実力者。過去には内藤大樹の保持する王座に挑戦し、逆転負けを喫したが内藤から2度のダウンを奪った。昨年11月の王座決定戦では当時無敗のホープ・笠原友希を3RでTKOに葬り、念願のベルト獲得を果たした。

 王者としての初戦を迎える植山は「今年1発目、いいスタートを切れるようにしっかり仕上げて倒して勝ちます! 最高の試合をするので楽しみにしていてください」と意気込みを語る。

安本の得意技のひとつハイキック

 対する安本は、那須川天心らと同じジュニアキックで活躍し、ベルトを獲得した数は何と24本。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、プロ6戦目で4冠王・松崎公則を倒してREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を獲得。昨年4月には『RIZIN』で那須川と対戦している浜本“キャット”雄大を2RでKO。さらに同年12月には階級を上げてINNOVATIONスーパーバンタム級王座をKOで獲得している。

 多彩な蹴り技に加えてボディブローも強く、現在11勝(4KO)2分の無敗記録を更新中。キックボクシング界のスーパーホープがSBのリングに殴り込む形となった。SB初参戦を前に安本は「相手はSBのチャンピオンなので必ず倒します。勝ってSBのベルトも狙っていきたい」と現王者狩りでタイトル戦につなぎたいとした。

ベテランの元貴(左)と17歳の手塚(右)が対戦

 また、SB日本フェザー級2位・元貴(28=DAB)と同級4位・手塚翔太(17=GONG-GYM坂戸)も決定。元貴は2008年デビュー、プロキャリア34戦を誇るベテランファイター。バランスの良い攻撃力で長らくSB日本フェザー級トップ戦線で活躍し、昨年9月にはSB日本フェザー級タイトルを笠原弘希と争っている。

 対する手塚は2017年アマチュアシュートボクシング全日本大会準優勝の実績を持つ現役高校生。昨年3月にデビューし、プロ2戦目ではSBランカーの大桑宏章の相手に抜擢されるなど確かな実力を持つ。昨年11月、魁斗との新鋭対決では敗れ、今回が再起戦となる。

<決定対戦カード>

▼SB日本スーパーバンタム級(55.0kg)エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
安本晴翔(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)

▼SB日本フェザー級(57.5kg)エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
元貴(DAB/SB日本フェザー級2位)
vs
手塚翔太(GONG-GYM坂戸/SB日本フェザー級4位)

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・植山征紀の強打爆発、17歳・笠原友希を粉砕する

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