
パンチの打ち合いを得意とする愛鷹
2月16日(土)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.98』で「初代クルーザー級王座決定トーナメント1回戦」のうち2試合が行われる。
既に1月26日の『Krush.98』で2つの1回戦が行われており、K-1初代クルーザー級王者決定トーナメント3位のK-Jee(28=K-1ジム福岡チームbeginning)と、同じく3位という結果を残した杉本仁(28=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がいずれも2RKO勝利で勝ち上がっている。
今回残りの2試合が行われ、うち一つは現Bigbangヘビー級王者・愛鷹亮(29=力道場静岡)とRUI(27=K-1ジム蒲田チームキングス)が激突。

パンチでKOした愛鷹
ヘビー級で戦うことに拘りがあった愛鷹だが「K-1の初代クルーザー級王座決定トーナメントも会場で見ていたんですけど、すごく盛り上がっていたじゃないですか。でも自分はその輪に入れずに蚊帳の外にいる、と。それがすごく悔しかったんですよね」と言う。
「自分の意地でヘビー級に残ることは簡単かもしれないですけど、周りの応援してくれる人たちがそれを望むのかなと考えた時に、みんなにベルトを巻く姿を見せたいと思ってクルーザー級に落とすことを決めました」と参戦理由を語った。
減量したコンディションについては「練習の質が上がってスピードとスタミナも上がりました。パワーも全然落ちてないですし、クルーザー級に落として悪いことは一個もないでしょうね」と、ヘビー級のパワーを維持したままだという。
対戦相手のRUIについては「身長が大きい印象です。ただ(顔まで攻撃が)届かない高さではないので、下を蹴って殴ってと色々考えています。ミドルやヒザ蹴りが高い位置から来るので、そこを気をつけながらパンチで倒します」と193cmの相手を得意のパンチで倒すとした。
「今、自分はBigbangのヘビー級王者でもありますし、Krushのクルーザー級も獲って、重量級で2階級制覇したいですね」と意気込む。

長身から繰り出すヒザ蹴りでKOしたRUI
一方のRUIは、以前からクルーザー級で戦っていたが、K-1の初代王座決定トーナメントではリザーブファイトだった。11月のK-1では、MMA(総合格闘技)ファイターの加藤久輝にKO負けしている。
そんなRUIが今回のトーナメントにかける思いは「正直、誰よりも強いと思います。僕は生半可な気持ちでやってるわけじゃないですし、このタイトルは絶対に獲りに行きます」と意気込む。
「ベルトを獲れば発言権も得られると思うし、そうなれば加藤選手を相手に指名したいですね。加藤選手に負けたあと、加藤選手が話をしに来てくれて『俺はもう歳だから(再戦は)やりたくないよ』と言ってたんですけど、今度はしっかり引導を渡してやりたいですね」と、王者となり堂々のリベンジを狙う。
RUIは相手の愛鷹の印象を「男気のあるファイターだなと。何度か会場で試合を見て、面白い試合をする選手だと思ったし、やってみたいと思っていました。殴り勝つというのは厳しいけど、愛鷹選手に付き合わずに蹴り勝ちたいと思います」と長身を生かした蹴りで対抗すると宣言した。
【大会・チケット情報】 2・16 Krush実行委員会「Krush.98」2019年2月16日 (土)
主催 |
Krush実行委員会 |
大会名 |
「Krush.98」 |
開場開始時間 |
開場17:00 本戦開始18:00
※本戦開始前にプレリミナリーファイト予定 |
開催場所 |
東京・後楽園ホール |
チケット料金 |
SRS席18,000円
RS席10,000円
S席8,000円
A席6,000円(前売り完売)
※当日座席券は各500円アップ
※小学生からチケットが必要 |
チケット販売 |
K-1.SHOP
チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
後楽園ホール5F事務所(店頭販売)
グッドルーザー(電話予約) |
問合せ先 |
グッドルーザー:tel=03-6450-5470
≫Krush公式サイト |
対戦カード |
▼第9試合 メインイベント 第6代Krushスーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)
▼第8試合 セミファイナル スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)
vs
朝久泰央(朝久道場)
▼第7試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
▼第6試合 初代Krushクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
vs
RUI(K-1ジム蒲田チームキングス/RISING ROOKIES CUP 2014ミドル級優勝)
▼第5試合 初代Krushクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
OD・KEN(ReBORN経堂/2018年K-1初代クルーザー級王者決定トーナメント3位)
vs
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/WMC日本ヘビー級王者)
▼第4試合 フェザー級(57.5kg)3分3R延長1R
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangフェザー級王者)
vs
TETSU(月心会チーム侍)
▼第3試合 スーパー・バンタム級(55kg)3分3R延長1R
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
佐々木洵樹(ささき・じゅんき/POWER OF DREAM)
▼第2試合 スーパー・バンタム級(55kg)3分3R延長1R
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN)
▼第1試合 スーパー・ライト級(65kg)3分3R延長1R
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
眞暢(TEAM ONE LINK)
▼プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R
ソルデティグレ・ヨースケ(Team Yosuke)
vs
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
▼プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級(53kg)3分3R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
▼プレリミナリーファイト第1試合 ライト級(62.5kg)3分3R
川上浩平(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
安田学登(K-1ジム蒲田チームキングス)
|
●編集部オススメ
・3度目の対決も愛鷹が勝利、古田を初回KO
・193cmの長身RUIがKO勝ちでリザーバーに
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!