【RISE】小林愛三、王者テッサ攻略の鍵は元女王・神村エリカ直伝の“喧嘩強さ”=6.29
6月29日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 189』の記者会見が、4日に都内会場にて行われ、すでに発表されているRISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長Rでテッサ・デ・コム(王者/オランダ/Fight team Vlaardingen)と対戦する小林愛三(挑戦者/日本/NEXT LEVEL渋谷/同級1位、前RISE QUEENフライ級王者)が意気込みを語った。今大会で小林は、テッサに3回目の挑戦となる。
【動画】小林愛三、KOKOZに執念のローキックがヒットする瞬間
小林愛三は21年に初代RISE QUEENフライ級王座を獲得。23年5月にはEnfusionストロー級王者テッサ・デ・コムとの再戦で敗北し王座陥落となったが、続くMelty輝を判定で下し復活。昨年5月の「RISE178」で小林愛理奈とOFGマッチでバチバチの殴り合いをし判定負けも、今年2月のKOKOZをユナニマス判定で下して再起をアピールした。
テッサと3度目の対戦となる小林は、「格闘技人生をすべてかけたチャンスだと思っています。何ラウンドでもやってやるぞという気持ちで挑んでいきたい。笑顔でベルトを巻く姿を見せたいと思います」と意気込みを語った。
テッサは24年12月に小林愛理奈から勝利した後、今年は2月と4月に海外で連勝している。直近4連勝で今回のタイトル防衛戦に臨む形となる。最近のテッサの試合を見て小林は「スイッチをしたり戦い方に変化がありつつも、さらに強くなっている感じです」と王者のさらなる成長を警戒する。
過去2度戦い敗北している小林が今回のチャンスを受けたことに対して、「最初は不安でベルトを巻く覚悟やメンタルが用意できていなかったんですけど、日々のトレーニングの中で“いけるぞ”という数が多くなってきた。当日、もの凄い自信でリングに立っていると思います」と明かした。
その背景には、「デビューした時、なぜ連勝していたのかを考えた時に昔の自分がヒントを教えてくれて。それは、自分がやりたいスタイルプラス、自分が得意なスタイルを取り入れて格闘技人生をすべてかけること。それができれば、テッサ選手を超えられる自信があります」と原点を見直したことでモチベーションに変化あったようだ。
そして彼女に自信を与えているのは、元RISE女王の神村エリカの存在。神村は、24年5月の小林愛理奈戦から小林を指導している。神村の指導について小林は「常に限界の先まで取り組み、瞬発とスピードを追い込んでもらっています。あと、いい意味で神村さんは気が強いので、そこをトレーニング中に体感することによって、自分に眠っていた喧嘩強さが開花しているんじゃないかなと思います」と眠っていた闘争心が蘇っているという。
テッサに負けないところも「喧嘩強さ」と明かしており、今回の試合は“喧嘩”がテーマになりそうだ。
最後に小林は、「前回言ったマリオのスター状態を5ラウンド通して出したい」と三度目の正直をはたしたいと宣言した。
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