【ボクシング】伊藤雅雪が再起戦でTKO勝利「必ずまた世界チャンピオンになる」
9月13日(金)後楽園ホールにて行われたライト級(61.23kg)10回戦で、元WBO世界スーパーフェザー級(58.97kg)王者の伊藤雅雪(28=横浜光)とインドネシア スーパーフェザー級王者のルーベン・マナカネ(26=インドネシア)が対戦し、6R1分8秒、伊藤がTKO勝利した。
伊藤は今年5月に世界スーパーフェザー級でV2を目指したが、判定で負け王座陥落し今回が再起戦。階級の幅を広げ世界に再挑戦するため、今回はスーパーフェザー級(-58.97kg)からライト級(-61.23kg)に上げ試合に挑んだ。
1R、伊藤は序盤からいつものように圧力をかけ前に出ながらジャブから体重の乗った右を出していく。相手は下がりながらも距離を取るべくジャブを返していくが、伊藤はブロックしボディストレートで相手が一瞬崩れる。
しかし、2Rには1Rのバッティングで徐々に右目の腫れが大きくなる伊藤。視界を邪魔しているのか、マナカネの左右フックが当たり始める。
3R、腫れた右目を狙われ被弾する伊藤だが、伊藤は得意の右で相手の動きを止め後半連打にいく。
4R終盤に右ボディでダウンを奪うと5Rにもボディで動きを止め、上下パンチを打ち分ける。粘るマナカネは頭を左右に振りながら反撃に出、伊藤はパンチを被弾する。
しかし、6R、序盤から勝負に出た伊藤はアグレッシブに攻め右フックでダウンを奪うと、立ち上がり反撃に出るマナカネに伊藤は右ボディでダウンをとり、3度目には伊藤の右ストレートでマナカネが前のめりに倒れレフェリーが試合を止めた。
勝利した伊藤は「今回KOで勝てたので、今年、来年、必ずまた世界チャンピオンになります」と決意を述べると、満員の後楽園ホールは大きな拍手に包まれた。
伊藤は今回の勝利でプロ戦績を29戦26勝(14KO)2敗1分とした。
●編集部オススメ
・伊藤雅雪が37年ぶり快挙、米で世界王座奪取=4Rにはダウン奪う猛攻
・メイウェザー、内山高志の大会に選手送り込む!? 台風被害には1万ドル寄付を
・井上尚弥vsドネアのWBSS決勝が、11.7さいたまSAに正式決定「歴史的瞬間を見届けてくれ」(井上)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!