【Krush】松谷綺がダウン2つ奪い新王者に「菅原選手を倒せるのは私しかいない」稲垣柊は初V成功

2023/11/25（土）UP
（最終更新：2023/11/26 07:09）

　第5代Krush女子フライ級王者・壽美（NEXT LEVEL渋谷)）の引退記念セレモニーが行われた。

　壽美は20年11月、対日本人無敗でK-1女子フライ級の王者KANAに完封勝利する番狂わせ（ノンタイトル戦）を起こし、一躍注目ファイターに。
　21年にはKrush王者にもなり、22年3月にはKANAの王座への挑戦が決まっていたが、スパーリングでの脳震盪後症候群を発症し欠場していた。
　今夏の復帰に向け練習していたが、今年8月にSNSで「脳の症状が再発してしまって、急遽引退をすることになりました」と引退を発表していた。

　セレモニーでは、師匠のグレイシャア亜紀や、同門の紅絹、小林愛三、さらには元パンクラス王者・藤野恵実らが次々とリングに上がり、花束を渡した。

　壽美はマイクで、ファンや周囲の人に感謝のコメントを述べる。

　そして「あと一つ。みんなに、今を生きてほしいと思います。当たり前のことを言っていますが、私はもっとキックがやりたかったです。K-1のベルトを獲る夢を叶えたかったです。突然大好きなキックが出来なくなるなんて当時は思っていなかったです」と涙ぐみながら語る。

「人生いつ何が起こるか分からないなと感じて。今がんばりたいことがある人、大切な人がいてその人と過ごす時間だったり、その一瞬一瞬を大切に今を生きてほしいです。私もこの経験を糧に、一日一日大切に生きていきます。みんなのお陰で幸せな格闘技人生でした」とメッセージした。

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＜その他試合結果＞

▼第5試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇寺島輝（TANG TANG FIGHT CLUB）
KO 1R　※3ノックダウン
●FUMIYA（E x F）

▼第4試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
〇龍華（ザウルスプロモーション）
KO 2R　※ハイキック
●岩崎悠斗（ARROWS GYM）

▼第3試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇川﨑聖亮朗（HIGHSPEED GYM）
KO 3R
●斉藤雄太（K-1ジム五反田チームキングス）

▼第2試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●友尊（TEAM K/BLUE DOG GYM）
判定0-3
〇目黒翔大（優弥道場）

▼第1試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●豊田優輝（BELLWOOD FIGHT TEAM）
KO 2R
〇“狂拳”迅（WIZARDキックボクシングジム）

▼プレリミナリーファイト第3試合/Krushフェザー級/3分3R
〇渡邉 陸（POWER OF DREAM）
KO 2R
●神谷勇輝（SUNRISE GYM）

▼プレリミナリーファイト第2試合/Krushバンタム級/3分3R
●紀空（K-1ジム五反田チームキングス）
判定0-3
〇今村流星（KINGS）

▼プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
〇哲志（K-1ジム五反田チームキングス）
判定2-0
●石川優斗（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）

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