【UFC】五味隆典、2分37秒で失神TKO負け
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「UFC on FOX 16 -Dillashaw vs Barao 2-」
2015年7月25日(土・現地時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター
▼ライト級 5分3R
○ジョー・ローゾン(アメリカ)
TKO 1R2分37秒 ※レフェリーストップ
●五味隆典(久我山ラスカルジム)
五味は今回がUFC9戦目となり、通算戦績は4勝5敗。対戦相手のローゾンは2006年9月からUFCに参戦しており、UFC戦績は11勝7敗。エキサイティングな試合を行うことで知られ、ベストバウト賞にあたるファイト・オブ・ザ・ナイトと最高の一本勝ちに贈られるサブミッション・オブ・ザ・ナイトなどのボーナスを、これまで13度も獲得している。
1R、五味はジャブを出して牽制し、そのジャブでボディを狙う。さらにボディへの右フック、左ストレートを繰り出す。ローゾンは左フックを出してから片足へタックル。五味は足を引き抜いて逃げようとしたが、ローゾンが足を離さず五味は前に倒れてしまう。
ローゾンはすかさずバックを奪い、両足で五味の両足を固定。バックマウントを完成させるとパンチを見舞い、さらに五味の背中をエビ反りにさせて完全に自由を奪ってのパンチ連打。
ローゾンが自ら立ち上がると、五味はグッタリ。ここでレフェリーストップがかかった。五味は2014年9月のマイルズ・ジュリー戦と2試合連続でのTKO負け。ローゾンは「彼はレジェンドだ。彼は完全に意識を失っていた」と勝利者インタビューに答えた。
▼UFC世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○TJ・ディラショー(アメリカ/UFC世界バンタム級王者)
TKO 4R 35秒 ※レフェリーストップ
●ヘナン・バラオン(ブラジル/UFC世界バンタム級1位・挑戦者)
※ディラショーが2度目の防衛に成功。
両者は2014年5月の『UFC 173』で対戦し、デビュー2戦目から35戦無敗の快進撃を続けていたバラオンにディラショーが番狂わせのTKO勝ちでタイトル奪取。今回は王者と挑戦者の立場を入れ替えての再戦となった。
1R、ディラショーは右に左にと構えを変えながら軽快なフットワークで動き回る。左ミドル、バラオンのタックルを切って右ストレートを入れるディラショー。パンチの打ち合いになっても、的確にヒットを奪って行く。
2R、パンチで前に出て行くディラショーにバラオンが組みつくが、体勢を入れ替えてディラショーがケージへ押し込む。離れると再びディラショーがロングのパンチ&ハイキックで優勢に。バラオンのタックルで尻もちをついてもすぐに立つ。
3R、ディラショーのスピードは衰えずパンチを当ててはバラオンの返しのパンチはかわし、すぐにパンチを当てに行く。ハイキックも繰り出す。バラオンが前に出て来てもパンチを当て続け、タックルに来るとしっかり切って上になる。
ディラショーがケージにバラオンを押しつける時間が長く続き、離れるとディラショーは一気にパンチとハイキックでラッシュを仕掛ける。バラオンのパンチももらうが、圧倒的なスピードで上回る。
4Rが始まってすぐ、ディラショーの左フックがクリーンヒットし、バラオンがグラつく。ディラショーがラッシュを仕掛けて右のパンチで何度もバラオンをダウン寸前に追い込む。一方的に打たれ、立っているのがやっとのバラオンを見て、レフェリーがストップ。ディラショーが2度目の防衛に成功した。
▼女子バンタム級 5分3R
○ミーシャ・テイト(アメリカ/UFC女子世界バンタム級2位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジェシカ・アイ(アメリカ/UFC女子世界バンタム級5位)
1R、ジェシカのパンチがヒットし、バランスを崩すミーシャ。ジェシカのパンチ連打に鼻血を出す。打撃を受けて劣勢のミーシャだったが、右ストレートでダウンを奪うと上からヒジを落とす。
2Rも打撃戦となり、両者はパンチを交錯させるが、ミーシャが寝技に持ち込む。フロントチョークの体勢になるミーシャ。
3R、パンチとタックルを織り交ぜて前に出るミーシャ。ジェシカもパンチで反撃するが、明らかに勢いは落ちている。終盤、ミーシャがタックルでテイクダウンに成功し、バックを奪う。残り30秒でブレイクがかかるが、すぐにミーシャがタックルでジェシカをケージに押し込んだ。
1R序盤は危ない場面もあったミーシャだが、上位ランカーの実力を見せて判定勝ちした。
▼ライト級 5分3R
○ダロン・クルックシャンク(アメリカ)
一本 1R 1分27秒 ※チョークスリーパー
●ジェイムス・クラウス(アメリカ)
1R、ハイキックや飛びヒザ蹴りなど派手な技を繰り出すクルックシャンク。打撃で攻めて行き、クラウスがタックルを狙うという展開に。しかし、組み合うとクルックシャンクの方が支え釣り込み足でテイクダウンを奪い、すかさずスリーパーを極めた。
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