
8月のRIZINに出場が決まっている元谷(左)が、昨年のRIZINバンタム級トーナメントに出場したムン・ジェフン(右)と対戦
6月30日(土)東京・ディファ有明で開催される『DEEP 84 IMPACT』の前日計量が、29日(金)都内にて正午より行われた。
セミファイナルで対戦する初代&第3代DEEPフライ級王者・元谷友貴(フリー)は61.55kg、ムン・ジェフン(韓国)は61.10kgでそれぞれバンタム級リミットの61.2kg(+450グラムまでは認められる)をクリアー。
元谷はデビューからわずか7戦目で初代DEEPフライ級王座に就き、初防衛戦は敗れたが以後は怒涛の10連勝。2014年8月にはフライ級王座も奪回した。2017年4月の『RIZIN』では堀口恭司に敗れたが、堀口を相手に判定までもつれ込んでいる。その後、打撃技術を磨くためブラジルの名門シュートボクセ・アカデミーにて武者修行、今年2月に約10カ月ぶりに復帰、勝利を飾った。
対するジェフンは ”打撃王”の異名を持つ、テコンドーをベースとした回転の速い打撃が武器。韓国最大のMMA(総合格闘技)団体『ROAD FC』を主戦場としており、これまで初代TRIBELATE総合フェザー級王者の佐藤将光、修斗第4代環太平洋フェザー級王者の根津優太、RIZINにも参戦したキム・スーチョルら強豪たちに勝利している。昨年12月のRIZINでは元UFC戦士のアンソニー・バーチャックを打撃戦で下している。
元谷は「減量は調子よく調整が出来ました。余裕もって落とせましたね。5分3R動けて、自分のペースに持っていくための練習をしてきました」とコンディションは良さそう。
ジェフンについては「KO力があるなと思います。打撃の威力とテイクダウンディフェンスが強い印象です」と評し、「打撃でも組みでも勝負します。3Rハイペースで戦って、隙があればKOか一本を狙って行きます」と語った。8月12日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)にて開催される『RIZIN.12』への出場も発表されているが、「勝たないと先がないので、とりあえずここで勝ってから次のことを考えます」とした。
最後には「アツい、いい試合をするので期待してください」とメッセージを送った。
対するジェフンは「減量はそんなにきつくなかったので問題なし。DEEPの大会に出るのは初めてなので、ファンのことを考えて自分らしいワクワクするような最高の試合をやりたいね。KOする試合をやりたい」と意気込む。
元谷については「ジムの仲間やトレーナーからいろいろなアドバイスをもらい、欠点を細かくチェックして練習してきました。でも試合で相手がどう出てくるかはやってみないと分からない」と、研究はしたが試合が始まってから対処方法は決めるという。
「自信を持っているのは、ステップの速さとパンチの速さは自分の方が有利だと思う」というジェフン。「もし機会があればいい団体でいい選手とやってみたい。一番やりたいのは堀口恭司だね」と、RIZINのエース・堀口とやりたいと発言。「そのためには今回の元谷に勝たなければいけない」と、堀口とフルラウンド戦った元谷を倒して堀口戦につなげたいと語った。
【大会・チケット情報】 6・30 DEEP事務局「DEEP 84 IMPACT ~DIFFER ARIAKE FINAL DAY~」2018年6月30日 (土)
主催 |
DEEP事務局 |
大会名 |
「DEEP 84 IMPACT ~DIFFER ARIAKE FINAL DAY~」 |
開場開始時間 |
開場13:30 開始14:30 オープニングファイト13:45 |
開催場所 |
東京・ディファ有明 |
チケット料金 |
VIP席 16,000円(パンフ付き)
SRS席 10,000円
指定A席 8,000円
指定B席 6,500円
※当日券は各席500円増し。未就学児は保護者膝上に限り無料。 |
チケット販売 |
DEEP HP
チケットぴあ |
問合せ先 |
DEEP事務局=TEL:03-6908-6455 |
対戦カード |
▼第18試合 メインイベント 73kg以下契約 5分3R 横田一則引退試合
横田一則(K-Clann/第3代DEEPライト級王者、第5代DEEPフェザー級王者)
vs
石川英司(GRABAKA)
▼第17試合 セミファイナル DEEPバンタム級 5分3R
元谷友貴(フリー/初代&第3代DEEPフライ級王者)
vs
ムン・ジェフン(韓国/OCTAGONジム)
▼第16試合 DEEPフェザー級 5分3R
芦田崇宏(BRAVE/DEEPフェザー級王者)
vs
弥益ドミネーター聡志(team SOS)
▼第15試合 DEEPウェルター級 5分3R
悠太(ALLIANCE/第7代DEEPウェルター級王者)
vs
川中孝浩(BRAVE/DEEPフューチャーキングトーナメント2010ミドル級優勝)
▼第14試合 DEEPライト級 5分3R
宮崎直人(津田沼道場)
vs
武田光司(BRAVE)
▼第13試合 DEEPメガトン級 5分2R
川口雄介(BLUDOG GYM)
vs
酒井リョウ(パラエストラ松戸)
▼第12試合 DEEPメガトン級 5分2R
侍マーク・ハント(Martial Artrs Fighter team侍)※桑原清より改名
vs
アントニー・武雷暗(パラエストラ松戸)
▼第11試合 バンタム級 5分2R
CORO(K-Clann)
vs
ハシャーンフヒト(NEX)
▼第10試合 DEEPウェルター級 5分2R
渡辺良知(JUNGLE GYM)
vs
涌井 忍(和術慧舟會HEARTS)
▼第9試合 DEEPライト級 5分2R
大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
vs
岸本篤史(BRAVE)
▼第8試合 バンタム級 5分2R
小林博幸(T-BLOOD)
vs
坂巻魁斗(BRAVE)
▼第7試合 DEEPバンタム級 5分2R
安部路人(フリー)
vs
城田和秀(NEXUSENSE)
▼第6試合 DEEPフェザー級 5分2R
オーロラ☆ユーキ(KIBAマーシャルアーツクラブ)
vs
ジョイ・ボーイ(SPIKE 22)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
小林聖人(総合格闘技津田沼道場)
vs
長谷川卓也(Brightness)
▼第4試合 フライ級 5分2R
中山ハルキ(K-Clann)
vs
聡-S DATE(Team DATE)
▼第3試合 フライ級 5分2R
鮎田直人(CAVE)
vs
曽我英将(ALLIANCE)
▼第2試合 DEEPフェザー 5分2R
平澤宏樹(Martial Artrs Fighter team侍)
vs
神田航也(パラエストラ柏)
▼第1試合 ライト級 5分2R
成田五等兵(GRABAKA)
vs
藤村けんご(K-Clann)
▼オープニングファイト DEEPアマチュアKICKルール 58kg以下 2分3R
木村琉音(K-Clann)
vs
長島有太朗(TANG TANG FIGHT CLUB)
|
●編集部オススメ
・元谷友貴が韓国の”打撃王”ムン・ジェフンと対戦決定
・堀口恭司vs元谷友貴のフルラウンドバトル
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!