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【空手】全日本2度制覇した”超重量戦士”香川幸允が引退、世界代表届かず「若い子にバトンタッチした」

2021/09/05(日)UP

全日本を2度制覇した”超重量戦士”香川幸允が引退

  全空連(全日本空手道連盟)主催の体重無差別の全日本大会で2度優勝、世界でも活躍してきた香川幸允(かがわ・ひでよし 34=テアトルアカデミー)が競技生活引退を発表した。
 9月2日に行われた世界選手権の選考会で勝利に届かなかった。選考会後に重荷を下ろし、どこかスッキリように「引退します」と語った香川は、3日SNSにも「84超級はこれからは若い子にバトンタッチしたので頑張ってくれると思います」とつづった。

【フォト】香川の攻撃で相手が宙に浮く! 豪快な瞬間(全6枚)

 香川は身長192cm、体重120kgという日本人離れした恵まれた体格。84kg超級という青天井の階級で、世界から集まる巨大な選手たちと対面しても引けを取らなかった。 すり足でジリジリと圧力を掛けながら、巨体とは思えぬスピードで繰り出す刻み突きや丸太のような足で相手を心ごと折るような上段蹴り、また接近戦からの多様な投げ技は、空手のみならず、目の肥えた格闘技ファンにも驚きを与えた。

丸太が飛んでくるような香川の迫力の蹴り

 競技生活のハイライトは、2017年にポーランドで開催されたワールドゲームズでの優勝だろう。 非オリンピック種目の総合スポーツ競技大会で4年に一度開催され「第2のオリンピック」と呼ばれ、各階級世界のトップ選手8名が出場した。 試合は先日のオリンピック同様、リーグ戦で行わた。当時の世界チャンピオンで最大のライバルであったイランのサジェット(オリンピック金メダリスト)との壮絶な打ち合いを制し、日本に初めてのワールドゲームズ最重量級金メダルをもたらした。 
 
 また、2013年、2018年には全日本選手権優勝。 特に2013年全日本決勝では、最大のライバルであった荒賀龍太郎選手(オリンピック銅メダリスト)に当時認められた両手を使った投げ技を駆使して初優勝を遂げた。 その後、度重なる怪我もありながら、オリンピック代表選考の最後の2人になるまで戦い抜いた。SNSでは「現役は終わりますが、これからも空手には携わって行きますので、引き続きご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします」とあるように空手の普及に携わっていく。

♢香川幸允(かがわ・ひでよし)87年8月14日 東京都出身 松韻学園福島高等学校→帝京大学卒業 大学卒業後は芸能事務所「テアトルアカデミー」にスタッフとして入社し、空手と仕事を兼務し選手としても活躍した。
主なタイトル:2013年全日本選手権優勝、2014年アジア競技会準優勝、2017年ワールドゲームズ優勝、2018年全日本選手権優勝、 2019年アジア選手権準優勝。

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