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【BOM】高橋幸光がハイキックKOで新王座奪取、Jは喜多村誠を、奥脇奈々はMIREY下し新王者に

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2021/12/05(日)UP

王座奪取に成功したJ

BOMプロモーション
『BOM WAVE07』(2P目)

12月5日(日)東京・ニューピアホール

▼メインイベント【第8試合】 BOM ミドル級(72.57kg) タイトルマッチ (3分5R)
◯J(TSK japan)
判定3-0 ※49-47、49-48×2
●喜多村 誠 (ホライズンキックボクシングジム/王者)
※Jが新王者に

蹴りを放つJ

 喜多村は、新日本キックボクシング協会のミドル級トップ戦線で長らく活躍していた元王者。アグレッシブなファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆ら他団体王者クラスの選手を破っている。
 昨年11月にはSBエース・海人に敗北したが、その後連勝、7月に今回対戦相手のJを破り王座に就いた。

 対するJは昨年2月に長谷川拓哉を下しWMC日本ミドル級王座を獲得。12月にはWMCインターコンチネンタル王座も獲得している。

喜多村のパンチ

 1R、ローを入れる喜多村に、Jは体勢を崩し気味。2Rになると喜多村はロングの右フックを繰り出す。Jは離れては前蹴りで距離を保つ。
 3Rも喜多村は右ローからの右ロングフックで攻める。しかし

Jも目が慣れてきたか、パンチの打ち合いに応じてはヒザを返す。ゴング前、Jの上下に蹴り分けた前蹴りがヒット。

ヒザを繰り出すJ

 4R、Jはミドルや前蹴りをヒットさせ前に出る。フック連打も繰りだすJ。喜多村は右ローを蹴り続けるも、やや手数が落ちたか。
 5R、喜多村は右ロー、右フックと、Jは前蹴り、ハイキックの単発で攻める。ラスト30、鼻血を出したJが組んではヒザのラッシュ。判定は3-0でJに。Jが7月の借りを返し王座奪取に成功した。


オープンフィンガーグローブでの激闘は痛み分けの結果となった

▼セミファイナル【第7試合】 ONEムエタイ ストロー級(3分3R)
△鳩(TSK japan)
ドロー ※29-30、29-29×2
△GANG-G(ゴリラジム)

打ち合う両者

 この試合はONEムエタイルールで、オープンフィンガーグローブをつけて行われた。
 鳩は5本のベルトを経験している和製ムエタイファイター。近年はRISEやNO KICK NO LIFEなどにも参戦していたが黒星を重ねている。対するGANG-Gはムエマット(パンチを得意とするムエタイファイター)として知られる。

 1R開始直後から、打ち合いに飛び込むGANG-G。接近してはフック乱打で攻めるGANG-Gだが、カウンター狙い気味に迎え打つ鳩はジャブからヒジ、ヒザ、こかしとムエタイ的に返す。

激しく戦う鳩とGANG-G

 次第に打ち合いにも応じる鳩。互いにクリーンヒットはあるものの、両者の勢いは止まらない。最終Rにはパンチ、ヒジのみが交錯し、鳩からは鼻血も。

 最初から最後まで殴り合いが続いたこの試合の判定は、1者がGANG-Gに入るも2者はドロー。激闘は痛み分けの結果となった。

写真提供:BOM

▶︎次ページはMIREYvs奥脇奈々

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