【パンクラス】初防衛戦の杉山しずか「長期政権を築きたい」 対する渡邉史佳は「一発当てたら倒せる」と自信
3月9日(日)神奈川・横浜武道館で開催される『PANCRASE 352』の記者会見が21日都内にて行われ、クイーン オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級の調印式に同級王者・杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)と挑戦者で同級1位の渡邉史佳(FIGHTER’S FLOW)が出席した。
【フォト】杉山の日本一の筋肉ボディ!チョークで一本勝ちの写真も
杉山は昨年7月に重田ホノカを1Rフロントチョークで絞め落とし、第4代クイーンの座に就き今回が初防衛戦となる。対する渡邉はアマ修斗2022年全日本選手権女子バンタム級で優勝し、2023年3月にライカ戦でプロデビュー。昨年3月の2戦目では NØRI、9月の3戦目では第2代王者の端貴代をフルマークの判定で破り、今回プロ4戦目にしてタイトルマッチの舞台に駆け上がってきた。
会見に出席した杉山は「パンクラスという歴史ある団体でベルトを巻かせていただき、挑戦して良かったと思います。ここで(ベルトを)獲られる選手ではないので。しっかり守って何回も何回も防衛する選手として、長期政権を築きたいと思います」と防衛を力強く宣言すれば、渡邉は「今回、チャンピオンの杉山選手に挑戦させていただけるので嬉しく思います。覚悟は決まっているのでベルトを全力で奪い取りにいきます」と王座奪取宣言。
お互いの印象の印象を聞かれると、杉山は「打撃も組みも強い、手強い選手だと思います。パンクラスはランキング制なので順番にやっていく中で、次は渡邊選手だなと思っていたので、やってやろうという感じでした」という。
対する渡邊は「全体的にバランスが取れていて、ベテランの選手」といい、「現時点でチャンピオンに上回っていることは、一発当てたら倒せる強さ、そこは自分は上回っているかなと思います」と自信を見せる。
昨年11月に杉山はベストボディジャパンで日本一に輝き、今回の試合への影響を聞かれると「挑戦したことに対して結果を出したことが自信につながっています。体重の面やパワーの面でマイナスになることは絶対にないようにしているんですけど、どう格闘技に活きるかはちょっと分かりません(苦笑)。ただ、そういった経験をしたことが自分の身になっているのは確かだと思っています」と自信を見せる。
渡邉史佳と同門の渡辺華奈が2018年のRIZINで杉山に勝っていることで、渡辺からアドバイスを受けているかとの問いに、渡邊は「いつもアドバイスをいただいたり、練習でも組ませていただいてるんですけど、自分と華奈さんはスタイルが全然違うので、『自分の武器をしっかり出してこい』というご指導をいただいています」と多くは語らず。渡辺と比較されることについては「華奈さんが凄い選手なので、自分は比較されるところのレベルまで正直いっていないので、自分のスタイルと自分の強いところをしっかり見せれば、結果につながるのかなと思っています」とした。
最後にタイトルマッチでの勝利後について聞かれた両選手。杉山は「このベルトを守って、改めてまた挑戦者が来ると思いますので、全てを倒していきます。まだちゃんとは言えないですけど、その先にあるものも見ながら、やはり大きな目標を持ちながらやったほうが自分は飛躍できると思っているので、そういう目標も持ちつつ、今回の試合をしっかり締めたい」と言えば、渡邊は「まずはしっかりここでベルトを獲って、そこからどんどんベルトの価値を上げていかないといけないと思っているので、どんどん強い選手と戦っていってどんどん上を目指していきたい」とした。
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