【ボクシング】那須川天心、”モロニー戦”はセミに決定、メインは中谷潤人vsクエジャル=2.24
2月24日(月)『Prime Video Boxing 11』(有明アリーナ)でバンタム級10回戦に挑むWBOアジアパシフィック・同級王者・那須川天心(26=帝拳)の試合順が決定した。那須川が元世界同級王者ジェイソン・モロニー(34=豪州)に挑む[バンタム級10回戦]は、セミファイナルとなった。
メインイベントは、[WBC世界バンタム級タイトルマッチ]で、王者・中谷潤人(27=M.T)の3度目の防衛戦。
相手は同級5位のダビド・クエジャル(23=メキシコ)で、戦績は無敗28勝18KO。昨年10月には元WBA世界フライ級・元WBA世界スーパーフライ級の二階級制覇王者のルイス・コンセプションへ8RTKO勝ちも収めている。
中谷は現在3連続KO中で、会見では「ノックアウトは練習から意識しているので見せたい」と意気込む。
そしてセミが那須川vsモロニー。那須川は現在5戦5勝(2KO)。2連続KOしていたが、昨年10月ジェルウィン・アシロ戦では相手のトリッキーなスタイルを迎え撃ち、判定で見事WBOアジアパシフィックバンタム級王座を戴冠した。
今回の相手モロニーは、20年に井上尚弥の王座にも挑み、昨年5月に武居由樹と激闘を繰り広げ、12Rにダウン寸前にまで追い込んだ実力者だ。判定で武居が勝ちモロニーからWBO世界バンタム級王座を奪取したものの、天心にとっては初の元世界王者。世界タイトルを狙う天心にとっては、ここが正念場となる。
セミセミの第4試合は[WBA世界バンタム級タイトルマッチ]で、王者・堤聖也(角海老宝石)が、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)を相手の初防衛戦。両者は20年10月にノンタイトル戦で対決し、引き分けている。”友人対決”とも呼ばれる好勝負の行方はいかに。
また第3試合では”浪速のロッキー”赤井英和の長男・赤井英五郎(帝拳)が[73.2kg契約 6回戦]で盛合竜也(ワタナベ)と対決する。
なおこの大会は『Prime Video Boxing 11』としてプライムビデオで、17時よりライブ配信される。
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