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【Invicta】フェリシア・スペンサーが一本勝ちで新王者にInvicta Fighting Championships
「Invicta FC 32」(2P目)
2018年11月16日(金・現地時間)アメリカ・オクラホマ州ショーニー ファイアーレイク・アリーナ
▼メインイベント Invicta FC世界フェザー級王座決定戦 5分5R
○フェリシア・スペンサー(27=カナダ)
一本 4R 4分23秒 ※リアネイキドチョーク
●パム・ソーレンソン(32=アメリカ)
※スペンサーが新王座に就く。
今年6月にミーガン・アンダーソン(28=オーストラリア)がUFC参戦のため、Invicta FC世界フェザー級王座を返上。今大会でスペンサーとソーレンソンが新王座を争うことになった。
スペンサーは2015年9月のプロデビューからInvicta FC一筋で5戦全勝。対するソーレンソンは2015年11月のプロデビューからKing of the CageとInvicta FCを主戦場に、7勝2敗の戦績だ。
1R、開始直後にソーレンソンの左フックに合わせてスペンサーが組み付くと、ケージ際での投げでテイクダウンに成功。スペンサーは素早くバックマウントを取って、パンチとチョークでソーレンソンを一方的に攻め込み続ける。
2R、スペンサーの組み付き戦法は変わらず。ソーレンソンもスペンサーの投げをすかして、上からのしかかるようにしながら鉄槌とヒザ蹴りを落とす場面も。スペンサーがしぶとくタックルを仕掛けてくると、ソーレンソンはチョークに捕らえて下に引き込むなど譲らない。終盤にはソーレンソンが右フックからのパンチ連打で、スペンサーにケージを背負わせた。
3R、打撃戦ではソーレンソンが前蹴りや左ミドルで距離を取りながら、右ストレートを上下に打ち分けて優位に展開。スペンサーは前に出るものの、有効打は少ない。しかし、残り1分のところでスペンサーのタックルが決まり、ソーレンソンはテイクダウンを許してしまう。スペンサーは押さえ込みながら鉄槌。
4R、ソーレンソンは打撃で前がかりになったところで、スペンサーの顔面前蹴りをもらって後退。スペンサーはすかさずタックルから組みの攻防に持ち込むと、ソーレンソンが投げを空振りさせて一瞬背中を見せたのを逃さず、素早いバックマウント奪取からチョークに捕らえる。これしっかりと極まり、ソーレンソンは無念のタップアウト。スペンサーが粘りの一本勝ちで新王者に輝いた。
▼キャッチウェイト(154.5ポンド契約) 5分3R
○ケイトリン・ヤング(33=アメリカ)
TKO 1R 1分25秒
●サラ・パターソン(34=アメリカ)
※パターソンは前日計量オーバーしたため、報奨金の25%を罰金として科され、試合はキャッチウェイトで実施。
ヤングは2007年10月にプロデビューしたベテラン。12年4月から主戦場としているInvicta FCで1分からの4連敗と苦境に立たされていたが、今年8月に初参戦のRIZINでKINGレイナを破り、約6年半ぶりに白星を掴んだ。今回はInvicta FCでの悲願の初白星を目指し、初参戦のパターソンと対戦する。
パターソンはビザの問題で欠場となったフランスのサラ・ドス・サントスに代わって、大会2日前に急遽出場が決定。当初は150ポンド(約68.04キロ)契約で試合に臨む予定であったが、体重を作ることが間に合わず、前日計量は4.5ポンド(約2.04キロ)の超過となった。
1R、左右にステップして動き回るパターソンに対し、ゆっくりと前に出てプレッシャーを掛けるヤング。パターソンがワンツーからの右ローを蹴ると、ヤングは右ストレートと右ローを返していく。
すると、ケージ際でヤングに右ローを効かされたパターソンは、足を手で押さえながら苦悶の表情。ヤングがすかさずパンチを打ち下ろすと、パターソンは頭を抱え込みながら崩れ落ちた。ここでレフェリーが試合を止め、ヤングがInvicta FCで6戦目にして初勝利をTKOで掴むこととなった。
▶︎次ページ:RENAと接戦を演じたオランダ女子キック界のエースがMMA初挑戦
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