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【RISE】清水賢吾、ピーター・アーツに「僕の強さを見せつけたい」

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2018/06/16(土)UP

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清水は軽量級が主役となっているRISEに、ヘビー級の風を吹かせることが出来るか

 6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールにて開催される『RISE 125』の公開計量&記者会見が、16日(土)都内にて正午より行われた。

 唯一のヘビー級戦に出場する、シュートボクシング日本ヘビー級&RISEヘビー級王者・清水賢吾(極真会館)はリミットちょうどの90.0kg、オランダヘビー級王者“Strek”バダ・フェルダオス(オランダ/dojo Peter Arts)は88.0kgで計量をクリアー。

 清水は「明日は大きな会場で唯一の重量級なので、大きな身体が映える会場だと思うのでしっかり一番目立つKOをして一番盛り上げたい」と、ヘビー級ならではの試合を見せるとあいさつ。

 初来日のフェルダオスは「RISEの大きな大会に出られるのは光栄です。明日の試合が楽しみです。相手の方が身体が大きいけれど全く問題ない。KOで勝ちます」と静かにKO予告した。師匠は“K-1ヘビー級の帝王”として知られるピーター・アーツで、今回もセコンドとして帯同。「彼はビッグハートでとにかく強い。ハードな練習をいっぱいしてきたし、ピーター・アーツと同じく止まらないし、ギブアップしない」と紹介。

ひょっこりと顔を出して弟子の計量を見守るアーツ

 すると清水は「特にアーツさんの弟子って意識はしていませんが、K-1の初期から見て憧れていたセコンドが就く相手との試合なので、僕の強さを見せつけて、日本にこんな強い選手がいるということをお見せいたします。最近はパンチでのKOが多かったので、アーツさんばりのハイキックで倒したいと思います」と、アーツの目の前で弟子をハイキックでKOすると言ってのけた。

 今回RISEに初参戦する初代REBELS 60kg級王者・町田光(橋本道場)は61.9kg、迎え撃つRISEスーパーフェザー級王者チャンヒョン・リー(韓国)は61.8kgで契約体重の62.0kgをクリアー。

町田(左から2人目)は居合パンチをリー(右から2人目)にさく裂させることが出来るか

 思いつめた表情の町田は「僕は彼と戦うのがめちゃくちゃ怖いです。でもその怖い気持ちを乗り越えて、明日は前へ出たいと思います。その戦う姿を見て何かを感じて欲しいと思います」とメッセージ。「今も変わらず怖い。何度も彼のパンチに自分が沈む姿を簡単に想像できます。その半面、僕の勇気で彼を下がらせることも想像できます」と、リーの“鉄拳”に勇気で立ち向かうと話した。

 対するリーは「この大きな大会で面白い試合をします」と言い、2月大会で減量失敗もあり連勝が途切れたことについて「その試合後は毎日が悪夢でした。でも、今はマインドも身体も成長したのでそれを明日の試合で見せたいと思います」とした。

 また、町田の必殺技・居合パンチ(居合抜きの動作を応用してパンチを打つ)についてリーは「居合パンチ(日本語)はモーションが大きいのでそんなに強くないと思います」と、怖い技ではないとコメント。

 この言葉を聞いた町田は「この勝負もらいました。彼の頭の中に居合パンチという単語が入った段階で僕がイニシアティブを握っている」と、急に強気となった。

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