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【ボクシング】メイウェザー戦でのマクレガーKO勝ちの可能性高まる

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2017/08/03(木)UP

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7月11日に行われた会見で舌戦を展開したメイウェザー(左)とマクレガー(右)。舌戦はSNSなどでその後も続いている 写真=getty

 8月26日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催予定のフロイド・メイウェザー(40=米)vsコナー・マクレガー(29=アイルランド)の“世紀の一戦”に新たな動きがあった。

 元ボクシング五階級制覇の“レジェンド”メイウェザーが、2年ぶりの復帰戦でUFCライト級王者マクレガーと戦うこの試合で、メイウェザーは当初予定されていた10オンスのグローブでなく、より小さな8オンスのグローブで対戦することを了承した。8月1日に写真投稿サイト『Instagram』に「マクレガーよ……8オンス・グローブで戦おう」と投稿したのだ。

 メイウェザーは書いている。「メディアが言うことを信じるな。ブログやサイトに書かれてることを信じるな。俺からの直接のメッセージ以外はウソだ。俺は言う『マクレガーよ、8オンスグローブで戦おうぜ』と。マクレガーはどのメーカーのグローブを使ってもいい。俺は8オンスのグラント製のグローブを使う。マクレガーがリングでより安心して戦えるように、俺が妥協してやるぜ。ボクシング・ファンとMMAファンに、彼らの望む試合を見せてやろう」

 この投稿には、15時間のうちに18万件以上の「いいね!」が押された。

メイウェザーは自身のInstagramに、小さな8オンスのグローブで対戦することを了承したと投稿

 試合は154ポンド(69.9㎏)契約で、ボクシング・ルール、10オンスのグローブを着用して3分12Rで行われる予定だったが、ふだんUFCでは4オンスのオープン・フィンガー・グローブで試合をしているマクレガーは、より小さいグローブでの試合を要求していた。

 また、「メイウェザーは(固い)メキシコ製グローブはダメだとか、ビビッて、いろいろ条件を付けてくるんだ。メイウェザーが154ポンド(ボクシングのスーパーウェルター級)でやりたがったのは、ウェルター級以上なら通常10オンスのグローブで行われるからだ」と批判していた。

 ただしスーパーウェルター級の試合でも、両者が合意し、ネバダ州アスレティック・コミッションが許可すれば、8オンスのグローブも使用できる。

 マクレガーはメイウェザー戦に向けて、元WBA世界ウェルター級王者ポーリー・マリナッジを相手にスパーリングしているが、マリナッジはマクレガーのパンチ力を高く評価している。「間違いなく普通じゃないパンチ力だ」とマリナッジは言う。スパーリングでも、『オー・マイ・ガッ!(うわ、すっげえ!)』ってレベルのパンチだ」

 14オンスのスパーリング・グローブでその威力ならば、8オンスでは、より脅威となるはずだ。今回のグローブ変更によって、マクレガーのKO勝ちのチャンスは高まったと言えるだろう。ただし、ボクシング史上最高に防御がうまいと言われるメイウェザーに、パンチをジャストミート出来れば、の話である。

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