【Krush】左右田、牧平、レオナが2018年へ向け意欲
12月9日(土)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.83』の一夜明け会見が、10日(日)都内にて行われた。
セミファイナルでREBELSからの刺客・中村広輝(赤雲會)を、3Rにダウンを奪って撃退した左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)は「まずは中村選手の攻撃をもらわないようにすること、そしてしっかり自分の攻撃を当てて、隙があったら倒したいと思っていました。(中村の)出どころは上手く抑えられていた。僕は1Rから理想通りの戦い方が出来たかなと思います」と振り返る。
ダウンを奪った左フックについては「中村選手は左フックを合わせてくるタイミングが速い選手なので、接近戦の打ち合いでは速く打った方が有利だと思っていました。それでコンパクトに打つことを意識して、それは出来ていたのかなと思います」と説明。
2018年のことを聞かれると「やりたいこと? 特にありません。それは宮田さん(K-1プロデューサー)が決めてくださると思うので、それに乗っかっていくかどうか。今年の一つの忘れ物として、ミラクルが起きてしまいました(8月のKrushタイトルマッチで中澤純に判定負け)。そのミラクルが引っかかっている部分であることは間違いないので、それをしっかり整理するか片付けるか。そこはKrushさんにお任せしますよ」と、中澤との再戦をあげた。
第5試合でKrush -67kg次期挑戦者決定戦を平山迅(センチャイムエタイジム)と争い、延長Rの末に判定勝ちした牧平圭太(HALEO TOP TEAM)は「平山選手がパンチで来るのは想像通りでしたが(左フックは)見えずにもらっちゃいました。でも試合はここからかな、と。あそこで落ちるようでは先には進めないので。ああいう展開でも最後に僅差で勝てたのは自分としてはデカかったと思います」と試合を振り返る。
「自分の持ち前の気持ちとベルトへの執念で勝てた試合かなと思います」という牧平。次は2018年2月12日に王者・塚越仁志に挑戦するタイトルマッチが待っている。
その試合へ向けては「身長も同じくらいでバネもある。やってみたいなと思っていましたが、なかなかタイミングが合わなくて、初めて対戦することになりました。実は誕生日が一緒(12月14日)で、そんなマッチメークもたまんねえなって。縁だと思っています。自分は気持ちをかけて命をぶつけて戦うしかないので全てを懸けて戦います」と意気込む。
また、第3代王者でもある牧平は「僕は26歳の時にベルトを失って、それからの2年間は本当のどん底でした。もう(格闘技は)いいかなと思ったり、すげえ辛い日々を歩んできました。でもここでもう一度ベルトを獲ったら自分の見えるものが違うんだろうなと感じているので、その景色を見てみたいと思います」と、王座奪還を誓った。
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