【K-1】優勝候補アカピャン、チンギス・アラゾフとは「互いに助け合って準備している」対する”番狂わせ”ムシンスキ「全てをぶつけて勝つ」=7.7
7月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』の[-70kg世界最強トーナメント]準々決勝では、MFC世界-70kg王者カスペル・ムシンスキ(ポーランド)とFEA WGPライト級王者ゾーラ・アカピャン(アルメニア)が対決する。
【見どころ】
ムシンスキは1回戦で緊急代打として参戦も、GLORY世界ライト級2位のストーヤン・コプリヴレンスキーに、3Rに右ストレートでダウンを奪い番狂わせの判定勝利。
対する“悩殺の貴公子”アカピャンは1回戦で、タラス・ナチュックにこちらも3R、右でダウンを奪い判定勝利している。
優勝候補を下したムシンスキに、こちらも優勝候補の一人とされるアカピャンがベスト8で激突する。
【選手データ】
カスペル・ムシンスキ(26)身長 178cm 出身 ポーランド・ノバソル(ポーランド)
構え:オーソドックス 戦績:23勝(10KO) 1敗 1分
ゾーラ・アカピャン(26)身長179cm 出身ジョージア・アハルカラキ(アルメニア)
構え:オーソドックス 戦績:29勝(9KO) 4敗
【この試合に向けた意気込み】(6月17日主催者提供)
カスペル・ムシンスキ
(アカピャンの印象について)
非常に強い選手であるのは間違いないですが、(タラス・)ナチュックからダウンを奪わなかったら、勝てなかったんじゃないかと思っています。そのナチュックを1Rで倒した選手に私は勝っているので、すごく自信がありますよ。
(現在の練習について)
ポーランドのポルカピッザやルビンという街でも、ジムを経営しています。1日8時間コーチをして、自分のトレーニングは1日2回やっています。
(試合への意気込み)
今まで貧しい生活をしていたので、頑張っても評価もなく何も得られないことが多かった。でも、自分の階級で、ポーランドで1番になりました。その次は、70kgで世界のトップ3位に入りたい。そのためにも、今回のMAXでは絶対に結果を出したい。私の全てをぶつけて勝ちます。
ポーランドではアマチュアの試合は非常に人気がありますが、プロがなぜか人気がないんです。MMAの人気は凄くあるんですけど、プロのキックボクシングの試合はほとんど注目されていない。プロ団体があまりプロモーションしてくれなくて、勝った人の宣伝を何もやらないんです。私は、それを変えたいと思っているんです。
ゾーラ・アカピャン
(ムシンスキの印象について)
カスペルと私は、ファイト・スタイルが似ていると思います。彼もカウンター・パンチャーですし、2人でエキサイティングな迫力ある試合ができると思っています。
(1回戦の)ストーヤンは非常に強く、手強いファイターです。あのダウンがなければ、延長戦になっていたかもしれませんね。でも、やはり試合では少しも気を抜いてはいけないし、集中力を切らしてはいけません。一瞬の隙にダウンを奪われてしまいます。自分は、そんなミスはしません。
(現在の練習について)
特別なことではなく、普段通り、真剣に勝つための準備をしています。ナチュック戦後、トレーニング・メニューに従って準備しています。休暇は取らずに、すぐにトレーニングを始めました。ペースを大事にして、コンディションを保つようにしています。
(師匠チンギス・アラゾフ、試合への意気込みについて)
チンギスは、勝利を祝ってくれました。彼はスパークリングパートナーでもありますので、とても喜んでいました。チンギスとは、互いに勝利を祝いますし、互いに助け合って、試合の準備をしています。
私の優勝の可能性は高いと信じています。優勝することだけを狙っています。優勝のためにはどんなことも恐れません。
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