”まだ倒れるなよ”フラフラの相手を立たせ、超速パンチでKO!天才メイソンが17戦無敗に、次戦は強者と正念場=ボクシング
2月15日米国ニューヨークMSGで行われたプロボクシング[ライト級8回戦]では、リング誌が未来のPFP候補に掲げたプロスペクト、アブドラ・メイソン(20=米)が4度倒した末の4R 1分55秒 KO勝利。
最後はボディで効かせると、倒れそうな相手を肩で押し上げてから、顔面への超速フックでフィニッシュした。
メイソンはこれで17戦無敗、15KO。次戦は早くも4月、強敵カブレラとの対戦が決定した。
【フォト&動画】”まだ倒れるなよ”肩で押し上げ、超速フックでKO!
メイソンはアマで鳴らすと21年11月にトップランクからプロデビュー。怒涛の勢いで試合を重ね、17戦(15KO)と、KO率は88%だ。リング誌が昨年予想した『5年後のPFPランキング』では、”PFP5位”と次世代を担うホープだ。
今回の相手は階級上でも活躍するマヌエル・ハイメス(24=米)で、戦績は16勝(11KO)2敗。前戦は昨年9月2階級制覇ロランド・ロメロに判定負けしている。KO負けは無い。
試合は、サウスポーのメイソンが縦横無尽なフットワークから左の強打を次々当て弱らせる。2Rには下がりながらの左ボディアッパーで、相手は早くも最初のダウン。
3Rにも下がりながらの左アッパーを今度はアゴにヒットさせ、またもダウン奪取。
そして4R、メイソンは接近戦を仕掛けると、ボディワークで次々かわし、強烈な左のカウンター!アゴが跳ね上がり3度目のダウンだ。
なんとか立った相手だが、メイソンまたも接近、左ボディを効かせまくると、崩れそうな相手を”倒れるなよ”とばかりに下から肩で押し上げ、顔面へ超速の左!相手はファイティングポーズのまま後ろへ倒れ、レフェリーが試合を止めた。
この興行のメインでは、キーショーン・デービスが4R圧倒KO勝利で、WBO世界ライト級王座を戴冠。キーショーンは統一戦を求めているが、海外メディアの中には、ビッグマッチの前にこのメイソンとのトップランク対決を望む声も。
メイソンは現在WBC同級10位、WBOでは13位と着々と上がってきている。
そして次戦が早くも決定。相手は前WBAスーパーライト級王者イサック・クルスとも23年に1-2で敗れるも激闘したジョバンニ・カブレラ(米)だ。戦績は22勝(7KO)2敗。
カブレラは昨年7月には現WBC世界ライト級暫定王者で、階級最強の一角とも言われるウィリアム・セペダにKO負けし、2連敗となっている。
4月5日、米ラスベガスで対決となる。
メイソンは今年中の世界王座挑戦を公言しているが、この壁をどう超えるか。
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