【UFC】TKO完敗のB.J.ペン「調子は良かった。言い訳はしない」
1月15日(日・現地時間)アメリカ・アリゾナ州フェニックスにて開催された『UFC Fight Night』のメインイベントで、2014年7月以来の復帰戦に臨むも完敗を喫した元UFCライト級&ウェルター級の二冠王B.J.ペン(アメリカ)のコメントが、16日(月・同)ペンの公式サイトに掲載された。
試合序盤からUFCフェザー級10位の新鋭ヤイール・ロドリゲス(メキシコ)が繰り出すテコンドー仕込みの多彩な蹴り技に翻弄されたペンは、2R開始直後に右内回し蹴りを被弾し、パウンド連打でTKO負け。約2年半ぶりの復帰戦で完敗を喫することとなった。
新時代の戦い方を見せつけた24歳のロドリゲスに対し、37歳のペンは「ヤイール・ロドリゲスよ、おめでとう。素晴らしいパフォーマンスだった。俺はトレーニングキャンプも減量も順調で、仕上がりは万全だった。言い訳はしない」と、その戦い方を称えながら敗北を認めた。
一方、レジェンドファイターを破ったロドリゲスは、試合後のインタビューで「自信はあったし、こういうかたちで勝ちたいとも思っていたよ。でも、どちらにしても5Rまでいかないだろうと思っていた。死ぬ準備も勝つ準備もできていたよ。僕はレジェンドに勝たないといけなかったわけだからね。彼のことを尊敬しているし、戦うことができて光栄だったよ」とコメント。
また、試合後にペンと言葉を交わし、「僕はあなたのことをとても尊敬していた。そして戦い終わった今、あなたのことをこれまで以上に尊敬している」と伝えたことを明かしている。
UFCで2004年にウェルター級、2008年にライト級を制覇したペンは、UFC史上3人しかいない二階級王者のひとり。2011年10月に1度引退したが、2012年12月に引退を撤回して復帰。2014年7月に2度目の引退を発表したが再び復帰を表明し、今回のロドリゲス戦へと辿り着いていた。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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