【UFC】廣田がローザをハイキックでKO予告
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9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の記者会見が都内にて行われ、出場する元DEEPライト級王者・廣田瑞人(36=ひろた・みずと/CAVE)が個別インタビューに応じた。
2013年にUFC参戦を果たした廣田だが2連敗を喫して契約解除。しかし2015年、「優勝者がUFCと契約をゲットする」条件で行われた『Road to UFC Japan』トーナメントに参戦して決勝進出し、同年9月のUFC日本大会での決勝戦で、“夜叉坊”(やしゃぼう)こと石原暉仁(いしはら・てると)と対戦し、引き分けだったが、大激闘が認められて、両者ともUFCとの契約を手にした。
だが激闘の代償は大きかった。石原戦で足を負傷した廣田は、1年以上の欠場を余儀なくされたのだ。そして昨年12月の再起戦ではコール・ミラーに判定勝利したが、前戦となった6月のアレクサンダー・ヴォルカノフスキー戦では判定負けを喫した。「新鋭にやられて、すごくショックでした」と廣田。「以前はそれほどUFCって凄いとは思ってなかったけど、今はやっぱり、世界最高の団体だと思ってます」と、UFCに対する意識も以前とは変わった。
今回の相手チャールズ・ローザ(31=アメリカ)は、アメリカン・トップチーム所属。UFCウェルター級王者タイロン・ウッドリー、ロンダ・ラウジーを秒殺KOしたUFC女子バンタム級王者アマンダ・ヌネス、UFC女子ストロー級王者ヨアンナ・イェンジェイチックら、UFC現役王者が3人も所属し、現在はRIZINに参戦中の堀口恭司もホームとしている名門だ。そこで修業を積むローザの戦績は11勝3敗で、7つのサブミッション勝ちと3つのKO勝ちがある。この“サブミッション寄りのオールラウンダー”というべきローザに対し、完全に“打撃系”の廣田は、どう戦うつもりか。
「立って勝負する時間を長くしたいですね」と、相手の寝技には付き合わずスタンド状態をキープする戦法を貫くと言う。
「そして、倒しに行く姿勢を見せたい。ハイキックで決めたいです。試合では、まだ使ったことがないけど、スパーリングで、右ストレートから右ハイにつなぐコンビネーションが、よく入るんで。これで倒します!」とKO宣言も飛び出した。2年前の日本大会で、夜叉坊との激闘によって沸騰させた、さいたまスーパーアリーナを、前回以上に燃え上がらせるKO勝利を見せられるか。
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