2022/12/01（木）UP
（最終更新：2022/12/01 23:56）

金子晃大（左）とキリルアン・チョー.ハーパヤック

　12月3日（土）エディオンアリーナ大阪で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の-56kg契約（3分3R・延長1R）で対戦するK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）とキリルアン・チョー.ハーパヤック（タイ/Chor.Hapayak GYM）のインタビューが公開された。

【動画】金子晃大の激闘KO勝利＆ダウン奪取集

【見どころ】

キリルアンの写真を持つ金子晃大

　金子は今年2月のスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝で、玖村将史からダウンを奪い判定勝利し王座を戴冠。6月の『THE MATCH 2022』では、RISEバンタム級王者・鈴木真彦と接戦の末判定負けするも9月のK-1ではイギリスのジョーダン・スウィントンに1R KO勝利で再起した。

　対するキリルアンは21歳ながら70戦以上のキャリアを誇るムエタイ戦士。サウスポーから左ミドルを中心に組み立てる好戦的なファイトスタイルで、今回K-1初参戦となる。

　金子にとってタイ人との対戦は今回が初であり、9月のK-1で玖村将史を倒したムエタイ6冠王コンペット・シットサラワットスアと戦いたいと熱望しているため、コンペット戦に向けて大事な一戦となる。

【選手データ】

金子晃大（25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）身長171cm　出身千葉県
構え：右　戦績：17戦 15勝(9KO) 2敗、第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者、第3代Krushバンタム級王者

キリルアン・チョー.ハーパヤック（21=Chor.Hapayak GYM）身長166cm　出身タイ・ナコーンラーチャシーマー
構え：左　戦績：72戦 63勝(12KO) 6敗 3分

【この試合に向けた意気込み】（11月30日主催者提供）

衝撃の40秒殺KO勝利を飾った際の金子（奥／2022年9月）

金子晃大

（初のタイ人戦について）
　コンペット戦に向けて自分にとって大事な一戦だと思います。この結果次第でタイ人に対しての戦い方も分かると思うし、大事な一戦だと思って気を引き締めて戦いたいと思ってます。

（対戦相手・キリルアンについて）
　ザ・タイ人という感じの選手で、蹴りをバチバチ打ってくる印象ですね。

（練習で強化している部分）
　パンチもまだまだ荒削りなので、より丁寧にいこうかなと思っています。

（試合について）
　試合までに実戦練習を重ねてきたので、何となくこうやっていけば大丈夫かなというイメージはできています。
　ポイントも考えながら、しっかり技術面に関しても上回ってKOしていきたいです。
　（蹴りで倒すかパンチで倒すか）どちらも可能性はありますが、自分はパンチで倒す可能性が高いと思います。

キリルアン・チョー.ハーパヤック

キリルアン・チョー.ハーパヤック (C)K-1

（対戦相手・金子について）
　K-1の現役チャンピオンで、パンチも蹴りも強い選手だ。スピードはあると思うが、戦いにくいとは思わない。俺は強い相手でも十分に戦えるし、対策もしっかり練っている。必ず勝てるように臨むだけだ。

（金子がコンペット戦を見据えて試合に臨むと言っていることについて）
　俺は自分の力を出し切るだけだよ。そして勝利をタイに持ち帰る。もし俺が金子に勝てば、金子とタイトルをかけてリマッチできる可能性もあるから、全力で勝ちたい。

（ムエタイについて）
　（始めたのは）10歳の時だ。得意技は左ミドルで、どちらかといえばパンチより蹴りを得意にしている。K-1ルールは首相撲やヒジ打ちが禁止されているが、俺は蹴り中心で攻めるのでルール的には問題ない。

（試合への意気込み）
　しっかりガードを固めてタイミングを見て攻撃する戦い方が好きだ。ただし、K-1ルールはよりアグレッシブさが求められるので、ムエタイで戦うときよりも倒しに行く試合をしようと思う。もちろんKOできるチャンスがあればKOを狙っていくよ。
　タイで戦っている以上に攻撃的なスタイルを見せるので期待していてほしい。

（K-1での目標）
　K-1タイトルを獲ればタイでも有名になれる。俺もゲーオやゴンナパーのようにK-1のベルトを獲りにいくよ。

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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