【K-1】ONEでも戦慄のKO劇、ムスタファ・ハイダが公開練習「優勝だけ考えている」＝初代ミドル級王座T

2023/06/02（金）UP
（最終更新：2023/06/03 09:16）

　6月3日（土）に神奈川・横浜武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2023初代ミドル級王座決定トーナメント』にONEでも戦慄のKOを見せるなど活躍したISKA世界ライトミドル級王者ムスタファ・ハイダ（イタリア）が、1日、都内にて公開練習。フォームを確認するようにリーチの長い蹴りとパンチ連打を見せた。

【動画】ハイダがONEで相手のマウスピースを吹っ飛ばす豪快KOの瞬間

　ハイダは67戦54勝(25KO)の戦歴を持ち、2016年からはべラトール（キック）定期参戦。ISKAオリエンタルルール世界ライト・ミドル級王者にもなった。2019年からはONE Championshipに参戦、ダニエル・ドーソンにKO勝ちすると、ニッキー・ホルツケンやレギン・アーセルといったチャンピオンクラスの選手たちと鎬を削ってきた。
　K-1ミドル級は「自分にふさわしい階級、小さい頃からこの舞台に立つことを夢見てきました。今は優勝だけを考えています」と意気込む。

　このトーナメントがK-1初参戦となるハイダだが、優勝候補の呼び声も高い。一方で1日3試合のトーナメントは、豊富なキャリアにおいても初体験。1回戦の相手はMIKE JOEだ。19年にK-1でKO勝ち後、BOMを主戦場に戦い、ムエタイルールで活躍。WMCインターコンチネンタル・ミドル級＆WPMFインターナショナル・ミドル級の2本のベルトを巻いた。この強豪について聞かれると「彼も優勝を目指している。十分に注意したい」と付けいる隙無し。「自分が勝ち上がるだけ」と、すでに優勝のイメージも固まっているようだ。

　果たしてハイダは強豪ひしめくトーナメントを制しベルトを手にすることができるか？

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