【ボクシング】兄弟同時王座達成の重岡優大、拳の負傷告白「両拳が…砕けてでも打つべき」激闘語る
10月7日(土)東京・大田区総合体育館にて行われた[WBC世界ミニマム級王座統一戦]では、暫定王者・重岡優大(26=ワタナベ)が正規王者パンヤ・プラダブスリ(32=タイ)を大差の判定3-0(117-111、119-109×2)で破り、正規王者となったが、5ラウンドの両拳の負傷でパンチが打てない状態だったことを告白。それでも気合いで攻め続けた闘志は見るものをも圧倒した。
優大は試合を振り返り「結局いつまで経っても自分に合格点あげれない。でもそれでいいし、 そうじゃないとストイックにやっていけない。ボクシング辞めるまで自分には合格点あげれない。でも今日はこの結果を喜びたい」と満足していない様子だが、正規王座の獲得を喜んだ。
戦ったパンヤの印象を「めっちゃポーカーフェイスですね。全然顔に出ないし。目がずっと死んでないように見えた」と話す。
それでも「試合全体を通して楽しめた。俺も気持ちで負けたくないって思ったし、インターバル終わってゴングが鳴るまで、自分から先に仕掛けるっていう、目のアピールだったりとか気持ちのやり合いがあった。向こうの気持ちの強さはやっぱりチャンピオンだなって思いました」とし、パンヤの気持ちの強さを評価した。
また、途中で拳を痛めていた事も明かした。「中盤あたり、5(ラウンド)ぐらいかな、両拳痛かったので、途中で打てないなって。それも気持ちの問題なんですけどね。手が砕けてでも打つべきなんですけど、ちょっと出てなかったですね」と手数が減ったことを示したが、それでも気合を発しながら最終ラウンドまで攻め続け、相手を追い込み続けた優大の闘争心はさすがだ。
拳を痛めたという優大だが、10ラウンドにも優大は声を出し、パンチを連打。パンヤは鼻から出血、サークリングしながらついに手が出なくなった。さらに最終ラウンドには雄大が左ボディでパンヤの動きを止めるなど、大差の判定勝利となった。
勝利後のマイクでは拳の怪我もあってかKOできなかったことを悔やんだが「次WBOにやりたいやつがいて、王者がアマチュア上がりで戦績も俺と同じくらいで、同じ年のイケイケのやつがいるらしいんで。そいつと喧嘩ボクシング出来たら」と現WBO王者で8勝無敗のオスカー・コラーゾ(26=プエルトリコ)との統一戦を要求していた。今後の展開にも注目だ。
▶︎次ページは【フォト】拳の負傷も気合いの攻め!パンチがヒットする瞬間
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