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【パンクラス】木下憂朔が村山暁洋を飛びヒザ蹴りで衝撃KO、超新星・鶴屋怜は秋葉太樹から一本勝ち=4.29

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2022/04/29(金)UP

超新星の鶴屋怜が、フライ級でトップを狙う

▼コーメイン(第4試合) フライ級 5分3R
●秋葉太樹(フリー/3位)
一本 3R3分41秒 ※チョークスリーパー
〇鶴屋 怜(パラエストラ松戸)

 フライ級マッチ(5分3R)にて、期待の超新星、鶴屋怜(19=パラエストラ松戸)が、同級3位の秋葉太樹(31=フリー)と対戦する。

秋葉の腕十字が極まりそうになるが、脱出した鶴屋

 鶴屋は総合格闘技ジム『パラエストラ千葉ネットワーク』代表・鶴屋浩氏の息子で、小学生時にレスリングで2度の全国優勝(4年&6年)、高校2年ジュニアオリンピック2位、世界大会出場、高校3年全国2位、高校1、2、3年団体戦全国優勝。柔術では小学4年アブダビコンバット世界優勝、全国6回優勝という輝かしい経歴を持ち、アマチュアMMAでも6戦6勝の戦績を残した。
 昨年2月にDEEPでプロデビューし3戦連続フィニッシュ勝利。不戦勝を含めると現在4連勝と勢いに乗った中でパンクラスに参戦となる。

 対する秋葉は柔道をバックボーンとするストライカーで同級3位の実力者。昨年5月の前戦で小川徹に敗れるなど直近の過去4試合で1勝3敗と波に乗り切れていないが、その強さに陰りはない。

鶴屋(下)は秋葉をチョークスリーパーで下した

 1R、鶴屋は一気に間合いを詰めて組みつく。秋葉はこれを受け止めて耐えると、鶴屋は上からがぶる。そのまま崩れるように寝技へ。
 ここで秋葉は下から腕十字を仕掛けて、一瞬、鶴屋は腕が伸びるが反転して逃れるとバックに回る。秋葉はこれを振りほどこうとするが、鶴屋は上から潰してマウントポジションを奪いにいく。
 バックに回った鶴屋は、チョークスリーパーの体勢へ。一度は逃げた秋葉だが、二回目のアタックでタップ。鶴屋が下馬評通りの活躍を見せた。

 マイクを握った鶴屋は「思ったより強くて苦戦しました。でも、一本獲れてよかったです。試合が決まった時は緊張したけど、当日はやってやるという感じでした。1Rで勝ったんで、次はタイトルマッチに挑戦させてください」とアピールして会場を沸かせた。

▶次ページは、井村塁vs.TSUNE、岩本達彦vs透暉鷹、近藤有己vs鈴木一史

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