【ボクシング】拳四朗が再戦圧勝へ、8万円超の牛肉弁当食らう
5月25日(金)東京・大田区総合体育館にて行われるWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者・拳四朗(26=BMB)vs挑戦者・同級1位ガニガン・ロペス(36=メキシコ)の前日計量が、24日(木)都内にて行われ、両者、ライトフライ級のリミットより200g軽い48.7kgで一発クリアした。
拳四朗は計量後の囲み取材で試合のイメージを聞かれると「6回、8回で終われば嬉しい。KOしたいけど(ロペスは)サウスポーで距離が難しい。焦らず自分の距離で戦ってカウンターなどで倒せたらベスト」と意気込んだ。
そして計量後のフードとして、カバンからまず取り出したのはネットで見つけた茅場町の「イマノフルーツファクトリー」の苺(紅つやか)のサンドイッチ。
苺の風味と味を生かし甘さを控えたバタークリームで包んでいる。こだわりの新鮮なフルーツで手作りしている人気店だ。拳四朗が今日満員電車に揺られ店まで買いに行ったほど。記者がこの会見後にお店に立ち寄ったところ「拳四朗選手が来たんですか?気がつかなかった」と、とても残念そうだった。
次に表参道の自然食品店で買ったと言うスリランカ産の『ココミ ココナッツウォーター』を取り出した。こだわり派にはたまらない濃縮還元をしていないストレートのオーガニックココナッツウォーターだ。
そして最後に取り出したのは、焼肉店『西麻布けんしろう』の特製弁当だった。オーナーシェフで店主の岩崎健志郎さんが提供してくれたものだ。
山形産「雪降り和牛」のシャトーブリアンを使った握り寿司は、低温でじっくり炙り、厳しい衛生基準をクリアしたものだ。お米は丹波の無農薬米で、この握り寿司一貫にすると4,000円という高級品。その他の肉の付け合わせを含め全部で86,400円になるという。
拳四朗がその高級肉を一口食べると「うんま〜い、最高すぎます」と絶叫、グルメレポーターを思わせるリアクションぶりだったが、本当に美味しそうに食べる。
また、寿司に定番のガリには、減量明けということもあり、オーナーシェフが気を使いガリが生姜だと刺激が強いと判断、ビジュアルがガリそのままの林檎の甘酢漬けも添えられていた。
昨年12月30日も、前日計量後に焼肉弁当を食べて試合に臨み4Rに連打『北斗百裂拳』が爆発、TKO勝ちで2度目の防衛を果たした拳四朗。今回戦うロペスとは昨年5月にも対戦しており、2-0(2者は115−113)で拳四朗が辛勝し王者となっている。
しかし、この時は特製弁当は食べておらず、牛肉好きの拳四朗に「王座を獲ったら『けんしろう』で焼肉をおごる」と知人に言われて発奮、それもあって王座を取れたと言う経緯がある。このグルメっぷりが強さの秘密だろうか。
距離の取り方もかなり上達したと言う拳四朗、今回の再戦は特製弁当パワーを加え圧勝でのV3が期待される。
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