【月間ベストファイター・2月】西京佑馬、一日3試合を勝ちKrushライト級GP制覇!脚のダメージ克服し圧倒的な強さを証明

毎月イーファイトのサイト名にちなんで、より良い試合をした選手に贈られる、GOLD’S GYM Presents格闘技月間ベストファイター賞。2025年2月のベストファイターは2025年2月24日(月)、東京・後楽園ホールにて行われた『Krush.171』のKrushライト級GP 2025でワンデートーナメント3試合を勝ち抜き優勝した西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に決定した。(2025年3月27日UP)
PROFILE 【戦績】 若くしてKrushスーパー・フェザー級王者に輝くなど、注目を集める存在だった西京は、22年8月に里見柚己に敗北して以降、戦線から遠ざかることに。だが、24年8月に復帰を果たし2連勝。25年2月24日の『Krush.171』で行われた8人参加のワンデートーナメント『Krushライト級GP 2025』へエントリーすると、一回戦で弘輝から判定勝ち、準決勝で昇也に勝利し、決勝では古宮晴をKOしてGPの頂点へ。脚にダメージを負いながらも強さを見せ、完全復活をアピールすることとなった。 |
選考理由
1.ワンデートーナメント3試合勝利し優勝
2.脚にダメージ負いながら見せた不屈の精神
3.2年間の空白からの完全復活果たす
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された西京選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
贈呈:ゴールドジムべストファイター記念インタビュー
■一回戦から弘輝のローキックで脚に大きなダメージ
Krushライト級GPトーナメント抽選会は、1月26日(日)開催の『Krush.170』においてリング上で行われた。抽選で配られた番号札の順番に、希望するトーナメント枠を選択肢する形式だったが、1番を引いた西京は第2試合の赤コーナーに収まり相手を待っていた。
ところが、6名全員が西京を避けて違う枠へ収まっていく。結局、選択肢がなくなった最後の弘輝が西京と戦うこととなった。弘輝は「こいつら(西京以外の選手)マジでダサい。一番強いの避けた」と叫び出場選手を非難。この時の心境を西京は、「早く決まってほしかったけど、見ていて楽しかった」と振り返っている。
優勝候補の西京と一回戦から戦いたくないというのは、裏を返せば本気でGP制覇を狙っている証拠ともいえた。仮に西京を破ったとしても、ボロボロにされる可能性が高いのは間違いなく、1日で3試合することを考えれば勝負師としては当然の選択だろう。
大会当日。まさか西京が、一回戦からダメージを負うことを誰が予想していただろうか。
ライト級GP一回戦第2試合。サウスポー構えの弘輝は序盤から左ローキックを蹴っていく。1発、2発、3発、ズシンと重そうなローキックが西京の左脚を襲い続けた。2R、3Rと弘輝のローキックは止まらず、西京の左脚が標的になった。
西京の作戦は、一回戦は蹴りを必要以上に打たないこと。放っても前蹴りやヒザ蹴りのみで、あとはパンチで勝負をかけて勝ち切ることだった。なぜならば、「自分から蹴ってしまうと脚を痛めてしまうから」と西京は明かす。弘輝にいくら蹴られても蹴り返さなかったのは、このためだった。
初戦を決勝と思って全力で戦っていたのか、弘輝は西京のパンチを被弾してもローキックを出し続けた。まさに執念の鬼と化していた弘輝。それでも西京は、冷静にパンチを入れて判定をものにした。
控室へ戻った時、西京の左脚は打撲で大きなダメージを負っていた。アイシングで腫れを抑えるも、準決勝で左脚が持つのか心配は募る。準決勝の相手は伊藤健人をKOした昇也。西京は覚悟を決め、昇也の試合映像を見てイメージを膨らませていた。
次ページは、準決勝の昇也戦は接近戦の打ち合いに、追い込まれたことで本格的に覚醒した西京
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【Krush】西京佑馬がライト級GP制覇、決勝は鮮烈左フックでKO勝ち!
・元Sフェザー級王者・西京佑馬、割れた6パック腹筋で計量パス!「優勝してKrushをしっかり締める」=ライト級GP
・【Krush】西京佑馬、2年ぶり復帰で加藤港にKO勝ち「次は大きい舞台で!」
・17歳JKラウンドガールも今月見納めか!キュートなボディで汗流し磨き
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!