【シュートボクシング】RENA、ネットで叩かれた時の心境を告白「驚いた」
7月6日(金)東京・TDCホールにて開催されるシュートボクシング(以下SB)協会が主催する女子格闘技の真夏の祭典『Girls S-cup 2018』。
同大会でエレイン“パンテラ”リアル(29=ブラジル)とMMA(総合格闘技)ルールで対戦するSB世界女子フライ級王者RENA(27=シーザージム)のコメントが、主催者を通じて届いた。
RENAは5月6日に福岡で開催された『RIZIN.10』で、浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)が勝利を収めた直後、リングに上がり再戦をアピール。しかし、「浅倉に負けてから1試合もしていないRENAが挑戦するのはおかしい」「RENAは浅倉に完敗しているのになぜすぐに再戦なのか」といった批判がネット上でファンから巻き起こった。
その後、両者の再戦は7月29日の『RIZIN.11』で正式決定。RENAは浅倉の要求を受ける形で、今大会でもエレイン“パンテラ”リアル(29=ブラジル)を相手にMMAの試合を行い、わずか23日後に浅倉と対戦する試練の2連戦に挑む。
6月29日には27歳の誕生日を迎え、7月1日にはデビュー満11周年を迎えたRENA。プロデビューして以来、初めて批判を浴びることになったが、「傷ついたと言いますか、驚きました」という。
「私自身も今年の年末ぐらいかな? と思っていた再戦が紆余曲折あって7月に組まれることになり、福岡のリング上で私なりの仕事をしたつもりでしたがネットで叩かれました。でもお陰様で私のことを嫌いな人が女子格闘技に目を向けてくれるきっかけにもなりましたし、結果的にこの試合の注目度が上がったので良かったのかな、と。
ただ、今まで私がベビーフェイス的に応援いただけていたのだとしたら、それはここで他の選手にバトンタッチして、これからは女子格闘技が注目され続けるためにヒールだろうとなんだろうとやってやろうと思っています」と、女子格闘技を盛り上げるためならヒール(悪役)も買って出ると言い放つ。
そして、「私は試合で表現することしか出来ないですから、自分を懸けて本気で戦うだけです。試合した相手には感謝の気持ちしかないんです。格闘技は、生身の人間が1対1でお互いを痛めつけ合う単純で唯一無二の競技なので、勝っても負けても自分を成長させてくれます。私は挑戦している身なので、人生のこの一瞬にあるMMAへの挑戦の途中に、浅倉カンナ選手がいてそこを乗り越えることが出来るか出来ないか。前回は自分の実力の一割も出させてもらえなかったので、次は全てを出し切れるようにチャレンジするだけです」との決意を語った。
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