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【武道】ヤシの実を真っ二つ! 達人たちが集った「BUDO MASTER LIVE」レポ

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2018/07/31(火)UP

空手の倉本塾はヤシの実割りを披露し見事真っ二つに

 先週末の7月27日(金)、東京ビッグサイトにて開催された日本最大のスポーツ・健康産業展示会『SPORTEC 2018』内で各武道ジャンルの達人たちが集った『BUDO MASTER LIVE』が行われた。

 トップバッターの柔術の中井祐樹氏は数々の技とスパーリングを実演。一見地味に見えるが多くの技術が含まれており「相手に有利なポジションを取られても逆転できる体系が多く含まれている。これが柔術の特徴」と中井氏は説明しながら実演した。

柔道未経験の女性が体験で世界の七戸龍を投げ会場を沸かせた。

 「グラップラー刃牙」のモデルとして有名な平直行氏は活法を披露。ちょっとした動きや工夫でパワーが出たり身体が柔らかくなったりと古来から伝わる技術を伝えた。即効性のある実技には驚きの声も。

 柔道の2015年世界選手権100kg超級銀メダリストの七戸龍はもっと柔道が楽しく見られるように、日本の伝統的な技と世界の流行りの技を実演。見学者が体験で七戸選手を投げられるオマケ付きで、柔道未経験の女性が七戸選手を投げた時は会場から大きな拍手が沸き起こった。

柳生新陰流の小山将生師範が真剣で巻藁を切る

 柳生新陰流の小山将生師範と26歳の女性インストラクターが真剣を使って巻藁をスッと切り落とせば、天通合氣道師範の江崎禎英氏は脱力の強さを説明し、合気道技で数人連続でどんどん倒していくなどの妙技を見せた。

 トリは空手の倉本塾だ。塾長の倉本成春氏は土管やブロックを粉々に破壊することで知られるが、今回は倉本塾インストラクターの西村俊和氏がヤシの実割りに挑戦。通常ヤシの実は斧を使わないとなかなか割れないものだが、流石に一発では割れず、何回も手刀で叩きつけているうちに少しずつ割れ始め、最後には中のジュースが溢れ真っ二つに。

倉本塾師範の鳥村悟氏は角材割りを成功させた

 倉本塾師範の鳥村悟氏は角材割りを成功させ拍手喝采を浴びた。

 また、リハビリ医師の二重作拓也氏は自らの空手経験と脳と体の関係について解説。ちょっとしたイメージや呼吸のコツが技を伸ばすことに繋がると説明した。

『BUDO MASTER LIVE』運営事務局は「2020年、東京五輪に向け更に日本の武道を世界に発信すべく、『BUDO MASTER LIVE』を更に盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

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