【ONE】勝利に一歩届かず野杁正明「もっと強くなる」セコンド武尊「次は一緒に勝つ!」
6月8日(土)タイ・バンコクのインパクトアリーナにて開催された『ONE 167』フェザー級キックボクシングの一戦で、ONE初参戦の元K-1二階級制覇王者・野杁正明(日本/team VASILEUS)が、元ルンピニー王者で元GLORY王者、現ONEフェザー級キックボクシング3位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に判定負け。その野杁とセコンドの武尊が自身のSNSに敗戦後の心境を綴った。
【フォト&動画】野杁が苦戦、シッティチャイのアッパー&ストレートで顔が跳ね上がる
試合では、1R序盤から多彩な蹴りを見せるシッティチャイに対し、野杁はガードを固めて前進し、ローや左ボディを入れていく。2R終盤には野杁の右ストレートが2度3度と顔面を捉えた場面もあった。3R、前蹴りや左ストレートで距離を取るシッティチャイに対し、野杁はノーモーションの右ストレートを当てるなど追い上げるも、シッティチャイは野杁の得意な距離にさせず。シッティチャイが判定3-0で勝利した。
試合後、野杁は自身のXに「応援してくれた皆さんすみません。ONEデビュー戦、負けました。シッティチャイ選手強かったです。この負けをしっかり受け止めてもっともっと強くなって帰ってきます」とし、インスタのストーリーズには「本当にチームの皆んなから助けてもらいました。負けちゃったけどVASILEUSでよかったと心から思える挑戦でした。俺はこのチームで世界最強を証明する」と新たな決意をつづった。
ファンからは労いの言葉や「さらに強くなる野杁選手を楽しみにしてます」と次戦への期待、「ファイトスタイルが最高」「全然通用してた」「ベルトに手が届くとも思えた試合でした」と称賛の声も寄せられた。
また武尊は「結果は残念だったけど 日本人としてONEのこの階級に挑戦することがみんなに勇気与えてる。ここから正明の強さをONE仕様に変えていくだけ。一緒にもっと進化して世界に日本人の強さ見せつけよう」と励まし、自身も「気合い入った。次は必ず一緒に勝つ」と必勝宣言した。この日、同大会で勝利したロッタンが武尊に対戦要求。実現なれば、武尊と野杁と同じ日の大会に出るとなれば大いに盛り上がるだろう。
野杁はONEデビュー戦で世界の壁の高さを知る結果となったが、ONE公式のスコアカードによると、1Rと2Rはジャッジ三者とも10-9(シッティチャイ)と押されていたものの、3Rには一者が10-10、二者は10-9で野杁に付けている。しかし、三者のジャッジともトータルでシッティチャイに付け3-0の判定結果となった。
K-1のリングからONEのケージでの試合となり、老獪なシッティチャイを相手に判定まで持ち込む健闘を見せた野杁の更なる進化を楽しみにしたい。
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