【DEEP JEWELS】挑戦者決定戦を制したSARAMIの反骨魂
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12月3日(日)東京・新宿FACEで開催された『DEEP JEWELS 18』のメインイベントにて、前澤智(リバーサルジム 立川 ALPHA)に判定3-0で勝利してDEEP JEWELSアトム級次期王座挑戦者となったSARAMI(27=パンクラスイズム横浜)。
大会のオープニングを飾る選手入場式では、全22選手を代表して挨拶を務め、「期待の新人と言われながらその期待に応えることが出来なかった」と涙ながらに語った。
その想いが試合で爆発した。3度目の対決となった前澤と打ち合い、1Rは優勢に進めるも2Rは盛り返され、勝負の3Rでは再びパンチでヒットを奪う。最後は抜群のタイミングでタックルを決めてテイクダウンし、バックを奪ってのパンチでダメ押し。ジャッジ三者とも29-28の判定で競り勝った。
「打撃でしっかり試合の流れを作って組みに行く作戦でした。今までは投げに頼りすぎていたので、あえて投げにいかないようにしたら上手くいったというか、北岡さんにコントロールされたというか」と、試合後のインタビューで語ったSARAMI。
「自分ではレベルが高い試合だったとは思いませんが、やってきたことが出たのがよかった」と試合を振り返る。「試合前から“負けないかな”っていうのがあった。実際戦ってみて強さのレベルが違うと実感しました。向こうが勘違いしてんのかなって思っていて、試合前にこっちもそれを言っちゃったから負けたらこっちが勘違いしていたと思われるので負けられないと思っていた」
その勘違いとは「私のことを突進力しかないと言っていたことです。技術がないと思っていたようですが、とんでもない。SARAMIにないと言っていることは北岡悟に技術がないと言っているのと同じだ、と北岡さんが言ってくださりました」とのことで、それも原動力になったという。
また、「どうせ(格闘技を)やめちゃうカワイイ子ばかりが注目されて、ちゃんとやっている人が注目されないからヤキモキしていました。強くなれば誰にも文句を言われないだろうから、ベルトを獲れば全ての証明になる。誰にも文句を言われないだろうから、必ず獲ります」と、反発心も力に変えた。
この勝利により、2018年3月大会でDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈への挑戦が決まった。黒部とは2014年11月に対戦し、チョークスリーパーで敗れている。
「私と戦った後、トーナメントでV.V Mei(=ヴィー・ヴィー・メイ/元DEEP JEWELSアトム級王者)さんに負けていて、“あー、これくらいか、なーんだ”と思いました。このままちゃんとやっていけばもっと力も付いていくと思うので、必ず頑張ってベルトを獲りたい」とSARAMIは王座奪取を誓った。
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