【修斗】5.31 初代王座T準決勝戦が決定、大島沙緒里「しっかり準備をして挑む」
緊急事態宣言の延長により、5月31日に無観客で開催されることになった『PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ Supported by ONE Championship』の追加対戦カードが発表された。
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝の2カードが行われる。この試合は当初3月29日(日)に後楽園ホールで開催予定だった試合で、黒部三奈(43=マスタージャパン)と大島沙緒里(AACC)、杉本恵(29=AACC/インフィニティリーグ2019王者)と中村未来(28=マルスジム)が対戦する。
元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部はトーナメントの大本命との呼び声も高く、2018年9月にはRIZINにも出場し浜崎朱加と対戦。”最強のアラフォー女子”黒部が、DEEP JEWELSに続き修斗でもベルトを勝ち取るのか注目が集まる。
対する大島は1歳半の双子を育児中のママファイター。「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」で2014年に優勝した柔道エリートで、2019年の全日本アマチュア修斗優勝者だ。
同門の元RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎も「あそこまで極めがある選手はなかなかいない」と大島の強さを認めているが、その浜崎は先日RIZINの榊原代表との対談で、新型コロナウイルスの影響により対人練習などができていないと明かし、試合までにはコロナ収束後1ヶ月半程度の準備期間が欲しいと語っていた。
コロナ禍がまだ収束しない中、今大会への出場が決定した大島はSNSで「このような状況の中ですがしっかり準備をして挑みたいと思います」と、試合に向けて決意を述べている。
もう1つのブロックに出場する杉本は、2011&2012年全日本学生レスリング選手権-51kg級準優勝を始めレスリングで数々の実績を残しており、2013年からMMAに転向している。
対する中村はアマチュア修斗全日本選手権で準優勝し、今年2月にデビュー戦で「格闘代理戦争3rdシーズン」に出場し名を広めた梅原拓未に勝利を飾っている。グラウンドを中心としたゲームメイクが身上の杉本と、デビュー戦を打撃で圧倒して勝利した中村の激突となった。
当初、杉本の対戦相手はトーナメントを勝ち上がっていたイ・イェジ(韓国/TEAM J)の予定であったが、3月に開催予定の段階でコロナの影響による日本への入国制限等を受けてイェジの欠場が決まり、中村に変更となった。
<決定対戦カード>
▼THINKS INTERNATIONAL Presents
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
黒部 三奈(マスタージャパン)
vs
大島 沙緒里(AACC)
▼THINKS INTERNATIONAL Presents
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
杉本 恵(AACC/インフィニティリーグ2019王者)
vs
中村未来(マルスジム)
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