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【K-1】右手骨折から復帰戦の近藤魁成「1R KOで勝つ」ムエタイ100戦ドゥワンソンポン「ありえない(苦笑)」=3.21有明

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2021/02/19(金)UP

近藤魁成(左)とムエタイ100戦ドゥワンソンポン

 3月21日(日)東京ガーデンシアターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」のK-1ウェルター級のワンマッチでマキ・ドゥワンソンポン(タイ)と対戦する近藤魁成(19=大成会館/キックボクシングジム3K)。

 近藤は昨年8月のKrush後楽園大会の第7代ウェルター級王座決定トーナメント決勝で右手首の負傷で試合続行不可能となり、レフェリーストップでTKO負けして以来の試合となる。
 両者のコメントが主催者より届いたが、現在は、対戦カード発表会見(2月3日)の少し前から右のパンチが打てるようになったとのこと。再起戦に向け練習を重ねる。

 怪我は骨折だったと語る近藤「準決勝が終わった時点で拳を痛めていて、決勝戦で折れたという感じです。骨折としては3カ所が折れていて、骨はくっついたんですけど、痛みがなかなかひかなくて。痛みがひいてからパンチの練習を再開しました。試合直後は“すぐやり返そう”という気持ちが湧いたんですけど、日に日にそういう気持ちがなくなってきて。山際(和希)選手と再戦するのではなく、もっと強い相手や海外の選手と試合をして勝っていきたいと思うようになりました」

 昨年、近藤兄弟のジム「3K」もオープンし、新たな練習の拠点ができた。その影響も大きいようだ。

「今までとは全然違いますね。場所も広いのでいろんなトレーニングができるし、みんなで追い込みができたり、練習環境ががらりと変わりました。成果が出てきた感じです。僕が試合で構えた時点で、見ている人たちに伝わるぐらい、相手とは差があると思います」と構えで変化がわかるくらい変化したという。

対戦相手のドゥワンソンポンには「「海外の選手とはあまりやったことがないのですが、ここはしっかり1RKOで勝ちたいと思います」

 K-1ウェルター級は現在王座が空位で、野杁正明や階級を上げてくる安保瑠輝也といった強豪が揃うが、「自分も早く野杁選手や安保選手のところまで行って、勝っていかないといけないと思ってます。今はまだそのレベルにいないかもしれませんが、いずれは絶対に勝ちます。僕にK-1を任せてもらえるような存在になりたいです」と力強く語っている。

近藤もムエタイ戦士に負けない長身を生かしたテンカオ(掴まない膝蹴り)が得意だ。

 一方、ドゥワンソンポンはムエタイでは100戦以上の戦績を誇る猛者だ。得意技はパンチから右の蹴り、もう一つはパンチからのテンカオ(ヒザ蹴り)と語る。ムエタイでは首相撲からのヒザ蹴りや、肘打ちが有効だがK-1では禁止技だ。しかし彼は「ムエタイとK-1はルールが違うけど、自分はK-1で試合をしたかったから、パンチ主体のスタイルに変えたんだ。実はK-1で戦うことを目指して1年くらいK-1ルールの研究をしていたから、どうやって戦えばいいかは分かっているよ」
 そして近藤が「1RでKOで勝つ」と言ったことについては「全然怖くないね。自分が1Rで倒されるようなことは絶対にないよ。私はムエタイで100戦以上やってきたし、そんなことはありえないね(苦笑)」
そして
「これはK-1ルールだからKOで勝ちたいね。ただ判定になっても自分が勝つ」と自信のコメントを残した。

 果たして近藤の言う通り、1R KOで勝つのか。ドゥワンソンポンの実力や如何に。

♢選手データ(K-1ウェルター級のワンマッチ)
近藤魁成(19=大成会館/キックボクシングジム3K)身長180cm/右構え/9戦5勝(4KO)3敗1分/K-1甲子園2017,18 -65kg王者
vs
マキ・ドゥワンソンポン(25=タイ/真樹ジムAICHI)身長174cm/右構え/107戦 78勝(5KO)27敗2分

☆この試合の対戦カード、スケジュール、チケットはこちら

▶︎次ページは(動画)近藤がパンチの瞬間、手首激痛で倒れるアクシデントシーン

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