修斗史上初!? クロスカウンターで“2人同時脱臼”…前代未聞の珍事、映像が公開
格闘技初(?)の珍事が起こった。6月開催のアマ修斗のワンマッチ大会『SHINE05』においてスタンドのクロスカウンターを出した2人が、同時に肩を脱臼してノーコンテストとなるアクシデントが発生した。この珍しい結末に「長い長い修斗の歴史で初」と関係者も驚いている。
アクシデントが発生したのは、今年6月8日(日)にリバーサルジム東京スタンドアウト田町スタジオで開催されたアマ修斗のワンマッチ大会『SHINE05』(リバーサルジム東京スタンドアウト主催)の第8試合だ。この試合はビギナー修斗ルールバンタム級61.2kg以下で行われ、永井慶侑(総合格闘技道場STF)と窪井篤志(リバーサルジム東京スタンドアウト)が対戦した。
試合は、窪井が強烈な左右のローキックを蹴っていく展開に。永井が距離を詰めて右のパンチを振る。窪井は打ち合いに応じ、永井が強烈な右を見せた。2人が右のクロスカウンターを放ち交錯し、腕が引っ掛かるような体勢に。直後、永井は右肩に違和感があったのか、少し肩を回す仕草。続いて窪井も右のパンチを繰り出すも、こちらも右肩に違和感があるのか数回肩を回し、何かが起こった様子だ。
そして、腕を抑えて痛がる両者を見てレフェリーがストップした。両者がコーナーへ戻ると、2人とも腕を抑えて動けなくなった。どうやら同時に肩を脱臼したようで、一旦、試合終了。記録はノーコンテストとなった。
試合で攻撃した側が、肩やヒジを脱臼することは稀にあるが、同時というのは珍しい。今大会の解説者も「まったく同じ個所は珍しい。もう少し試合が見たかった」と残念がっていた。
同大会を映像配信したSHINEは、18日のXで「長い長い修斗の歴史で初」と書き込み、19日には「怪我が癒えた頃、両選手エントリーあれば第2部でダイレクトリマッチ組ませて頂きます」と発表している。
また、視聴者からはXで「そんなことある?」「世界初では」と驚きの声が相次いだ。
両選手の怪我の回復と、もしもダイレクトリマッチが組まれるならば無事に決着がつくことを祈りたい。
▶次ページは、【フォト&動画】クロスカウンターで“同時脱臼”!その瞬間
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