【世界柔道】投げられて落ちる瞬間に”技かけた!”ミラクルなスロー映像に「どっちが一本!?」判定にネット物議
漫画の世界では投げられた瞬間に空中で技を返す逆転劇が多く見られるが、20日までハンガリーで開催された世界柔道、男子73kg級ではそんなミラクルな”技”で「どっちが1本!?」という場面があった。
23年の世界王者ニルス・シュトゥンプ(スイス)の内股をかけられた相手が宙に浮いて回転しながらも、落ちる瞬間に空中で投げられた回転力を利用し王者の足を刈った!すると2人は宙に浮き、ほぼ同時に胴が着地!どちらが一本か、審判も大いに揺れた。
【連続写真&動画】このミラクルな技!あなたなら判定はどっち!?
23年の世界王者ニルス・シュトゥンプに対し、相手は昨年のグランドスラム東京で橋本壮市に一本勝ちしたアブバクル・シェロフ(タジキスタン)。
内股を仕掛けたのは王者ニルス。投げたときはこれで一本勝ちかと思われたが、なんと投げられたシェロフの一本勝ちに。投げられ落ちる瞬間に王者の足を払い、倒していたのだ。
倒れたのはどちらが先か。複数の角度のスローでのビデオ判定の結果、勝者は王者ニルスに。シェロフは勝利ならず、両手を広げ「なぜだ!」の抗議のポーズ。しかし、判定は覆らず、頭を抱え落ち込みながら畳を降りた。
ニルスはその後、優勝するジョアン=バンジャマン・ガバに延長戦で負け、今回メダル獲得には至らなかった。
この判定結果にネットでは大きな物議に。「タジキスタン選手が勝っている」「審判は間違いだ」との書き込みが多いが、このスロー映像では微妙にスイスのニルスが勝利かと思われるが、あなたならどう判定するか。
ミラクルな返し技で注目されたシェロフは巴投や引込返しなどを得意とするタジキスタンの選手。この世界大会の66kg級で阿部一二三が内股すかしで一本負けているが、これもタジキスタンの選手オビド・ジェボフだ。今回、ミラクルな返し技で脚光を浴びたタジキスタン勢、今後、さらに脅威になりそうだ。
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