【パンクラス】黒澤亮平「前回超える」KO防衛を狙う！植松洋貴「リスペクト持ってぶっ倒す」

2025/02/21（金）UP
（最終更新：2025/02/21 22:28）

　3月9日（日）神奈川・横浜武道館で開催される『PANCRASE 352』の記者会見が2月21日（金）都内にて行われた。この日は、キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ストロー級の調印式が行われ、対戦する第4代KING OF PANCRASIST・黒澤亮平（THE BLACKBELT JAPAN）と挑戦者で同級1位の植松洋貴（NEVER QUIT）が出席。

　黒澤は昨年の4月大会でリトルを右フックによる衝撃KOで破り、暫定王者に。その後正規王者となった黒澤に挑む植松は、11月大会で髙島俊哉を執念のパンチ連打による初のKO勝利を収め、遂にタイトルマッチへと漕ぎつけた。

　会見に出席した黒澤は「このベルトは、前回KOして獲ったんですけど、あの試合を超えるような試合をして防衛したい」といえば、植松は「今回巡ってきたこのチャンス、相手の黒澤選手はレベルも経験も今までの相手と段違いに強いので、リスペクトを持ってぶっ倒しに行きたいと思います。僕はMMAを始めて5年でこのタイトルマッチまでたどり着けたので、その5年の全ての集大成という意味でも、必ずベルトを獲りたい」と気合い十分のコメント。

　お互いの印象について聞かれると、黒澤は「試合ごとに着実に強くなってきて、フィニッシュする力も付けてきているのかなと。本当はもっと早いタイミングで防衛戦をやりたいなと思っていたのですが、なかなかいい相手が上がってこずという状況だったので、3連勝して最後にKOで勝ってきてくれてふさわしい選手が上がってきたなと思います」と評する。対する植松は「相手の黒澤選手は相手を一撃でぶっ倒す拳を持っているので、とにかくそこにビビらず、正面からぶっ倒しに行きたい」という。

　相手よりも上回っていることを聞かれると、黒澤は「上回っていると思うところはたくさんあるので、右ストレートだけじゃなくて、他の武器もたくさん用意してるんで、何で倒すかわかんないですけど、格の違いを見せたい」といえば、植松は「黒澤選手の右ストレートは警戒して前に出られない選手が多いと思いますが、その辺りはビビらずにガンガン前に出ようと思います」と自信を見せた。

　タイトルマッチ後のプランを聞かれると、黒澤は「この階級にはいろんな選手、いろんな団体がありますけど、僕は本当にこの階級で一番になりたいと思ってやっているので、無事勝って、そこに進んでいきたい」といえば、植松は「ベルトを獲ったらその階級での象徴になりますので、それに見合った恥ずかしくないファイター、試合ができるファイターになりたいと思っています。防衛する立場としてベルトを守るのもそうなんですけど、ゆくゆくはその先のもっと大きい舞台とか、そういうのにも関われたらいいなと思ってます」とそれぞれが目標を語った。

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