2025/02/22（土）UP
（最終更新：2025/02/22 18:20）

堤聖也（左）と比嘉大吾（右）がタイトルをかけた再戦へ！

　2月24日、有明アリーナにて開催される『Prime Video Boxing 11』の記者会見が22日に都内で行われ、[WBA世界バンタム級タイトルマッチ]で対戦する王者・堤聖也（29＝角海老宝石）と挑戦者・比嘉大吾（29＝志成）が出席。堤が「サイクロンのような熱い試合を」と意気込むと、比嘉は「一番盛り上がる試合になる」と共に激闘を誓った。

【フォト】堤vs比嘉、前回の流血激闘！

　堤は昨年10月にWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者・井上拓真に挑戦し判定3-0で勝利し新王者に輝いた。

　対する比嘉は昨年9月にWBO世界バンタム級タイトルマッチで王者の武居由樹に挑戦。ダウンを奪うシーンもあったが、僅差判定で敗れ、試合後の会見で引退を表明していたが、復帰した。

　会見で堤は「コンディションはいつも通り良い感じで迎えている。堤聖也らしいサイクロンのような熱い試合をしたい」と強い意気込み。

　一方の比嘉は「（コンディションは）とても良い感じ。復帰できたことに感謝しつつ、この舞台を楽しみたい。一番盛り上がる試合になると思う」と熱く返した。

　過去にアマチュアでも対戦経験がある両者。プロでは20年10月に対戦し結果はドローだ。

　4年ぶりの再戦のイメージを問われると、堤は「4年前と今、互いが全然違うのは明らか。正直、そこは何も気にしていない。比嘉選手の直近の試合を見て、バンタム級でも世界チャンピオンになる実力がある選手と僕は思っているので、強い選手との試合と心構えている」と警戒を緩めない。

　一方の比嘉は「前やった時から濃い試合をして強いチャンピオンに勝っているので、お互いこの4年でどう変わったのか、明後日観れると思う」と楽しみにしている様子だ。

　4年ぶりの再戦、堤の初防衛成功か、比嘉の復帰戦で王座戴冠か、注目の一戦だ。

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