【バウト】山川賢誠、地元札幌でRISEランカー対決制す
BOUT実行委員会
「ノースエリア格闘技イベントBOUT 25」
2016年11月20日(日)北海道・札幌コンカリーニョ
▼メインイベント RISE公式戦 バンタム級 3分3R・延長1R
○山川賢誠(札幌道場/同級9位)
判定3-0
●鈴木雄大(STURGIS新宿ジム/同級10位)
札幌在住の山川は今年6月に津田鉄平を撃破して、RISEランキング入りを果たした期待の新鋭。前回大会でもメインイベンターを務めたが、BLADE FC JAPAN CUP 2015 55㎏級トーナメント第3位の小笠原裕典に判定負け。今回は2014年のRISING ROOKIES CUPバンタム級準優勝の実績を持つ鈴木を相手に、前回大会の雪辱を目指した。
1R、サウスポーの山川はタイミングのいい左ミドル&ハイ、ジャブの連打で鈴木を威嚇し、試合のペースをつかむ。しかし、2Rに入るとタフな鈴木は相手の蹴り終わりにワンツーを合わせて反撃を開始。終盤には左フックをヒットさせる場面も。山川は蹴りで対抗する。
そして迎えた3R、観客席から沸き起こった「賢誠コール」を背に、山川は左ミドルやパンチの連打で再び試合を盛り返す。中盤にはカウンターのヒザ蹴りで鈴木の動きを止めた。
勝負は判定までもつれ込んだが、山川に軍配が上がった。試合後、山川は「後半、スタミナがある鈴木選手が盛り返してくるのは予想通りでした。だからそうさせないようにセコンドの指示通り序盤からポイントを取りにいきました」と振り返った。
▼セミファイナル RISEランキング戦 ライト級 3分3R・延長1R
○AKINORI(蹴空ジム)
判定3-0
●SEIDO(Team ORCA/同級10位)
北海道では抜群の人気を誇るAKINORIは蹴りを得意とし、RISING ROOKIES CUP2014ライト級優勝の実績を持つ。一方、KING MASAよりリングネームを変更したSEIDOは左右フックを主体としたパンチャーだ。
1Rからエンジン全開のAKINORI。右ボディフックを軸に攻撃をボディに集中する。最初は攻撃をすぐに返していたSEIDOだったが、次第にボディが効いてきたのか失速。3RにはAKINORIが左ヒザ蹴りでダウンを奪って勝負を決めた。
快心の勝利に見えたが、AKINORIは「倒そう倒そうという気持ちが強すぎて全体的に力みすぎました。3Rもボディを意識しすぎて、攻撃を散らすことが出来なかったです」と、倒しきれなかったことを悔やんだ。
▼RISE公式戦 52.5kg契約 3分3R
○山田忠洋(WSR札幌)
判定2-1
●田中 仁(湘南格闘クラブ)
地元での初勝利を目指す山田。右の強打を武器とする田中の攻撃に守勢に回ることもあったが、ヒザ蹴りやミドルで応戦。最後まで白熱のシーソーゲームとなったが、ジャッジは2-1で山田の勝利を支持した。
▼RISE公式戦 フェザー級 3分3R
○畑中健太(蹴空ジム)
KO 2R 52秒
●泰良拓也(正道会館)
打ち合いになっても一歩も引かない両者。畑中が1Rに左ストレートで先制のダウンを奪うと、2Rには左フック一閃。圧巻のKO劇で試合を終わらせた。
▼RISE公式戦 76kg契約 3分3R
○白岩昭人(Grabs)
KO 3R 2分55秒
●竹内幸司(HLC)
元高校野球児の白岩はこれがプロデビュー戦。本職MMAのベテランである竹内の胸を借りたが、1Rにはバックハンドでダウンを奪われる苦しい展開。しかし、2Rには痛烈な右フックでダウンを奪い返す。そして3Rには右ローで立て続けにダウンを奪って勝負を決めた。
TEXT提供/布施鋼治
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