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【NJKF】健太がダウンを奪い憂也に勝利、エースとして団体を盛り上げる宣言

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2018/06/24(日)UP

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前に出続ける俊(右)が判定勝利で新チャンピオンに

▼第3試合 NJKFバンタム級王座決定戦 3分5R
〇俊YAMATO(23=大和ジム/NJKFバンタム級2位)
判定3-0 ※三者とも49-48
●日下滉大(23=OGUNI-GYM/NJKFバンタム級3位)
※俊が新王座に就く。

 両者はこれまで3度対戦し、日下の2勝1敗。当初は大田拓真と俊が王座決定戦を争うことが決まっていたが、大田の負傷欠場で4度目の対戦となった。同じ年齢で、デビューした年も同じという宿命のライバルで王座が争われる。

 1R、徹底的に左ローを蹴る俊に、サウスポーの日下は左ミドルと左ストレートを当てに行く。俊も負けじと右の強打をヒットさせた。

 2R、前に出る俊が左ローと左フックで攻め、下がる日下は左ローと左ストレートで迎え撃つ。前に出続ける俊の印象が強い。

 3Rも前へ出て攻め続ける俊。日下は後退を余儀なくされるが、俊の前進を回り込んでかわして左ローを徹底的に狙い撃ち。

 4R、俊の右ロー、右フック、右ストレートが連続ヒット。日下はたまら組み付く。俊の左右ローに日下はダウン寸前。それでも左ロー、左ミドルを蹴り返して応戦するが、俊の勢いは止まらない。

 5R、日下は左ローと左ハイでの逆転を狙うが、俊は左右フックを放って前へ出る。両者クリンチも増える中、俊が最後まで前へ出続けて判定勝ち。4度目の対戦を制して新王座に就いた。

「凄くホッとしています。ジムの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と俊は勝利者インタビューで答えた。


慶二郎(右)と兄弟対決する宮越宗一郎(中)。父の宮越新一会長(左)がレフェリーを務めた

 WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者・宮越宗一郎(31=拳粋会)が引退式を迎えた。

 宮越は1987年2月12日、埼玉県出身。父であり、かつての名選手であった拳粋会・宮越新一会長の指導を受け2005年12月にデビューすると、屈強な肉体から繰り出す強打と蹴り、さらに鋭利なヒジ打ちを武器にウェルターとスーパーウェルターで2階級のWBCムエタイ日本統一王座を獲得。2015年11月にはWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王座決定戦で勝利し、弟・慶二郎との兄弟同時WBCムエタイ・インター王者獲得を達成した。

 国内のトップ選手として活躍し、アンディ・サワーら世界の強豪とも対戦。2017年8月の『KNOCK OUT vo.4』では、日本スーパーウェルター級頂上対決となった新日本キックの第8代日本ウェルター級王者・緑川創との対戦に勝利。4月14日に行われたKNOCK OUTでは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98と対戦し、5R判定引き分け。これが現役最後の試合となった。生涯戦績は51戦33勝(12KO)15敗3分。

 この日はWBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTARO(OGUNI)と、弟の宮越慶二郎(拳粋会)と1Rずつのエキシビションマッチを行った。

 宮越は「僕は12年6カ月の現役生活で11年間NJKFの選手として活動してきました。数々の世界の強豪、日本の強豪と戦ってきました。正直辞めたいと思う日もありました。しかし今、キックボクシングをやってきて本当によかったなと思っています。今まで誠にありがとうございました。これからは弟を筆頭に指導に頑張っていくつもりです。強豪を育ててNJKFに送り出していきたいと思います」と、今後は指導者として後進の育成をしていきたいとあいさつ。10カウントゴングを聞き、拍手に送られてリングを降りた。


▼第2試合 交流戦 スーパーフェザー級 3分3R
△吉田凛汰朗 (18=VERTEX)
ドロー 判定0-1 ※29-29、28-29、29-29
△梅津直輝 (21=エスジム)

▼第1試合 NJKF 53.5Kg契約 3分3R
〇誓(17=ZERO)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●雨宮洸太 (20=キングジム)

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